ルーマニアの小さな村にある楽しくなるお墓『メリー墓地』

ルーマニアの北部、ウクライナの国境沿いにある、サプンツァという小さな村には国内外からの観光客に人気だという、ちょっと変わった墓地があります。その名も陽気で楽しいという意味の「メリー墓地」。

楽しいお墓「メリー墓地」

「メリー墓地」は楽しいお墓の名のとおり、墓碑がとても個性的でデザインや色使いがとても可愛らしいので有名な墓地です。
墓碑にはその故人への詩や生活ぶり、出来事が描かれており、生前の人柄がよく伝わっててきます。

1人の木彫職人によって始まった風習

木彫職人だったスタン・イオン・パトラッシュ氏が、1935年に墓碑に生前の生活や職業、趣味などを刻んで色をつけ、故人をしのんだのが始まりだそうです。
1960年には800を超える墓碑が建てられとのこと。

前向きな想いが託されている

この墓碑の意味とこの村の人々の信念は、死は今まで生きてきた事の喜びに満ちた最高の瞬間だということのようです。
愛する人がいなくなっても悲観的にならず、故人を思い出しながら楽しく生活していこうということでしょう。

弟子たちが引き継ぎ続けている

現在は彼の意向を継いだお弟子さん達が墓碑の修復を行い、そして同じように墓碑を刻んでいるそうです。
この先もずっとこの村の「メリー墓地」は引き継がれて行くんですね。






会いたい時に会える場所

「メリー墓地」は、故人がいつでもそこにいて、会いたいときに会えるような感じの場所なのだと思います。
墓地なのに明るい雰囲気の楽しくなるような場所というのが素敵すぎます。

内容は心して読むべし

墓碑に描かれた様子や言葉の中には、ドキッとするような原因で亡くなった故人のものもあり、ちょっと複雑な気持ちにもなってきますが、残された家族の思いが十分に伝わってくる墓碑でもあります。

墓地とは思えない墓地へ、ぜひ立ち寄ってみては

「メリー墓地」は観光客も訪れる賑やかな墓地です。
誰もが見に来る陽気な気分になれる墓地は他にはこのような場所はないのだろうと思いますが、この村の独特な思想が墓地を楽しくさせているのでしょう。
是非行ってみたい場所です。
次のページでは『メリー墓地(Merry Cemetery)への行き方』を掲載!
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