オーストリアに行ったら絶対に見ておきたい!「マリア・テレジア広場」で歴史と神話を知る旅

今回ご紹介するのは、オーストリアにある「マリア・テレジア広場」です。マリア・テレジア広場の周りには多くの観光スポットがあるため、ウィーンを訪れたことがあれば一度は通り、この広場も観たことがあるかも知れません。どのような歴史があるのか、周りの観光スポットの紹介も含めてご紹介します。






マリア・テレジア広場とは?

オーストリア、ウィーンにある「マリア・テレジア広場」は、ウィーンの観光で多くの人が訪れるマルクト広場からもほど近く、歩いて往来することが出来る距離にあります。
18世紀の「国母」と慕われたマリア・テレジア女帝にちなんで「マリア・テレジア広場」と名づけられたそうです。

マリア・テレジア広場の住所・アクセスや営業時間など

名称 マリア・テレジア広場
住所 Maria Theresienplatz, Vienna 1010
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://www.ryoko.info/vienna/011vienna.html
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

マリア・テレジア広場のスポットページ

女帝と呼ばれたマリア・テレジア

かの有名な「マリー・アントワネット」の母であるマリア・テレジアは、神聖ローマ皇帝カール6世の娘でハプスブルク=ロートリンゲン朝の同皇帝フランツ1世シュテファンの皇后。

また共同統治者として、オーストリア継承戦争や1756年8月29日プロイセンがザクセンに侵攻し開戦となった「七年戦争」で戦う一方、税制改革、司法制度の見直し、医療制度の改善に取り組み、また日本でも馴染みのある「義務教育」という教育制度を創り小学校を新設したり、奨学金制度を導入したりと、政治家としても活躍しました。

広場中央にあるマリア・テレジア像

マリア・テレジア広場には、テレジアと臣下の像が建てられています。
台座中央に座るマリア・テレジアを守るようにして、馬にまたがった4人の軍司令官の像があります。
かなり大きな像なので近くを通ればすぐにわかります。

テレジアの像の左右には同じ造りの建物

マリア・テレジア像は、同じ形をした2つの建物の真ん中にあります。
テレジア像の右手がある方が美術史博物館で、左手がある方が自然史博物館になります。
美術館には、古代から19世紀に至る、ヨーロッパ各地の美術品を収蔵、自然史博物館は、オーストリアで最も大きな博物館であり、約3000万点の収蔵品があります。

美術史美術館、自然史博物館共に、建築様式はネオ・ルネサンス様式。

美術史美術館の建物は主に3フロア。
中間階(1階)に絵画が展示されており、1階には古代エジプト・古代ギリシア・古代ローマの彫刻等が展示されていて、2階には貨幣コレクションが展示されています。

自然史博物館の展示物はフランツ1世のコレクションが起源で、長く皇室で管理されていたそうですが、フランツ・ヨーゼフ1世が1876年に帝国自然史博物館を設立し1889年に公開したそうです。
様々なルートで展示品が集まるのでしょうが、約3000万点もの収蔵品のうち、どこまでがフランツ1世のコレクションだったのか気になりますね・・・







広場の先には現代美術館ミュージアム・クォーター

マリア・テレジア広場の先(テレジア像の背後方向)には、2001年にオープンした現代美術館があります。
旧帝国厩舎の6万平方メートルの敷地には、バロック建築や現代建築の美術館があり、また、レストラン、カフェ等の施設があります。

テレジアが座る台座には有名な音楽家の彫刻が

ハイドン、モーツァルトの彫刻像もあります。
マリア・テレジア像の台座で、自然史博物館に面した部分にはある彫刻像は、少年時代のモーツァルト。
右端にハイドンが立っており、そのハイドンが肩に手を添えてるのがモーツァルトだそうです。

広場には小さな噴水が

マリア・テレジア広場には、いくつもの小さな噴水があります。
どの噴水も、ギリシア神話に登場する海神「トリトン」をモチーフにしているようです。
cafe

Writer:

主婦、二児の母。文章を書くことが好きで、ライターというお仕事を通して様々な知識を蓄え中。私が世界で一番住んでみたいところは、絵本の世界のような、フランスのコルマール。いつの日か、コルマールのような素敵な街に移住するぞ!という夢をみながら、世界中の街を知るためネットサーフィンするのが趣味。そんな私の記事が、1人でも多くの方の旅の参考になれば幸いです。

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