世界一長い美術館巡り~スウェーデン・ストックホルムの地下鉄に揺られて

大都市での移動手段として、今や私たちが生活する上で欠かすことのできない存在である地下鉄。とても便利ではあるけれど、薄暗くてなんとなく恐いと思う人も少なくないのでは。1950年代後半のスウェーデン・ストックホルムでは、一般の人にも楽しんでもらおうとギャラリーや美術館からアートを公共機関へ持ち出すという動きが始まりました。今では100にも及ぶ駅でアートが施された「世界一長い美術館」、といわれるストックホルムの地下鉄駅をご紹介いたします。

壁画や石像が古代アートのようなクングストラッドゴーダン

壁画や石像が古代アートのようなクングストラッドゴーダン

image by iStockphoto / 33179874

アートを施されている駅が最も多いブルーラインのT10とT11番線。
クングストラッドゴーダン(Kungsträdgården)駅はその2つの線の起点となる駅です。
1970年代は、洞窟のようなデザインが多く見受けられるのも、堀った自然の壁にそのまま装飾ができるようになったシステムが確立されたことによります。
以前よりも安く駅を作ることができ、よりアート資金が掛けられるようになりました。
この駅近隣にはスウェーデン王立歌劇場や王立音楽アカデミーなど、芸術に富んだ建物が近隣にあります。

クングストラッドゴーダンの住所・アクセスや営業時間など

名称 クングストラッドゴーダン
住所 Jussi Björlings allé 5, 103 91 Stockholm, スウェーデン
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://www.stockholm.se/kungstradgarden
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

クングストラッドゴーダンのスポットページ

ストックホルムの中心T-セントラーレン駅

ストックホルムの中心T-セントラーレン駅

image by iStockphoto / 57781986

クングストラッドゴーダン駅隣のT-セントラーレン(T-Centralen)駅。
地下鉄のブルー、グリーン、レッドライン全てと、長距離列車が行き交う地上駅とも直結したストックホルム一大きな駅です。
この駅は、駅のデザインにアートを初めて導入した駅でもあります。
全体的にブルーで統一され、何かを掘っている人々が描かれているのが印象的ですね。
かなり大きな構内ですが、場所によって壁画の内容が変わるので、ぜひ歩いて周って見ることをおすすめします。

地下鉄中央駅 T-セントラーレン(T-Centralen) の住所・アクセスや営業時間など

名称 地下鉄中央駅 T-セントラーレン(T-Centralen) 
住所 Mästersamuelsgatan 57 111 21 Stockholm
営業時間・開場時間 施設による
利用料金や入場料 施設による
参考サイト http://fika10.com/Sweden/trip_se_05.html
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

地下鉄中央駅 T-セントラーレン(T-Centralen) のスポットページ

まるで洞窟かのようなロードヒュセット駅

まるで洞窟かのようなロードヒュセット駅

image by iStockphoto / 43330566

次の駅はロードヒュセット(Rådhuset)駅。
茶色い岩肌がまるで本物の洞窟化のようですね。
ストックホルム中央駅の隣駅ということもあり、おしゃれなお店やレストランが多くあります。
特に観光名所となるような珍しいものはありませんが、雑貨屋巡りなどの可愛らしいお店を探すのが好きな人には楽しい場所かと思います。
まだガイドブックには載っていないお気に入りを見つけてみてはいかがでしょうか。
ストックホルム市庁舎までもわずか700mの距離です。

ロードヒュセット駅の住所・アクセスや営業時間など

名称 ロードヒュセット駅
住所 Rådhuset. T10/T11
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://www.tumlare.co.jp/blog/?p=2939
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

ロードヒュセット駅のスポットページ

自然が気持ち良いフリードへムスプラン

自然が気持ち良いフリードへムスプラン

image by iStockphoto / 96562537

ブルーラインとグリーンラインの乗り換え駅であるフリードへムスプラン(Fridhemsplan)駅。
ストックホルム・アーランダ国際空港へのバスが発着し、物価が高いスウェーデンの中でも比較的宿泊料の安いホテルやYHがあることから、各国からの旅行者が滞在する場所です。
湖の見える遊歩道ノールメラーストランド通りまでも近く、駅周辺に公園も多いので自然絵を近くに感じるエリアとなっています。








スウェーデン・ストックホルム地下鉄 フリードヘムスプラン駅の住所・アクセスや営業時間など

名称 スウェーデン・ストックホルム地下鉄 フリードヘムスプラン駅
住所 ストックホルム地下鉄
営業時間・開場時間 現地時間5:00-1:00
利用料金や入場料 30(1ゾーン)スウェーデン・クローネから
参考サイト http://wondertrip.jp/europe/79656.html
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

スウェーデン・ストックホルム地下鉄 フリードヘムスプラン駅のスポットページ

レトロな雰囲気のタイル張りアート

レトロな雰囲気のタイル張りアート

image by iStockphoto / 72315183

ブルーラインのフリードへムスプラン駅から2つ目の駅ヴェストラスコーゲン(Västra skogen)。
洞窟のようなデザインが多い中で、こちらは一風変わったタイル張りのデザインとなっています。
駅構内のタイルアートが場所によって異なるデザインをしているので、構内だけを探検するだけで十分かと思います。
というのも、地上へ上がると学校や住宅が多いので、観光客にとっては特に見どころはないかもしれません。

ヴェストラスコーゲンの住所・アクセスや営業時間など

名称 ヴェストラスコーゲン
名称(英語) Västra skogen
住所 Uppgång Västra skogen 171 53 SOLNA
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト https://en.wikipedia.org/wiki/V%C3%A4stra_skogen_metro_station
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

ヴェストラスコーゲンのスポットページ

地獄への入り口?それとも?

地獄への入り口?それとも?

image by iStockphoto / 91180143

先に出たロードヒュセット駅と似た感じの駅がソルナ・セントラム(Solna centrum)。
こちらは壁が真っ赤ですね! 写真は地上へ上がるエスカレータの辺りが撮影されたものです。
ごつごつした岩肌に色が色なので、地の果てに行ってしまうのではと思わせますが、ホームの雰囲気は裏腹にほんわかしています。
音符や木などが可愛らしく描かれながらも赤い壁と意外とマッチしているんですよ。
地上に出れば駅名と同じ名前のショッピングモールがあるので、お買いものに行かれてみては。

ソルナ・セントラムの住所・アクセスや営業時間など

名称 ソルナ・セントラム
名称(英語) Solna centrum
住所 centrum T-bana, 171 45 Solna
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト https://sv.wikipedia.org/wiki/Solna_centrum_(tunnelbanestation)
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

ソルナ・セントラムのスポットページ

日本人作家による作品もあります!

日本人作家による作品もあります!

image by iStockphoto / 76121423

この地下鉄アートプロジェクトに、なんと日本人も携わっていました! ブルーライン10番線上のブレーテン(Vreten)駅のデザインは、スウェーデン在住の彫刻家 楢橋雍(ならはしたかし)氏によるもの。
遠く離れたスウェーデンでも日本人によるアートが評価されていると思うとなんとも誇らしいですね。
他にもグリーンライン18番線のAlvik(アルヴィック)駅は幸田信也氏、レッドライン13番線のHallunda(ハルンダ)駅はテキスタイル作家の田村かず子氏のデザインが採用されています。
次のページでは『鳥たちが棲むテンスタ駅』を掲載!
次のページを読む >>

関連記事を見る

スウェーデンの記事を見る

北欧の大国スウェーデンで出会う歴史ある重厚な建造物たち
スウェーデン、北極圏に位置する町「キールナ」で見たい絶景10選
次の旅はエーランド島でゆっくり過ごそう。
魔女の宅急便の舞台はここ!「ヴィスビュー」で見たい絶景10選
スウェーデン旅行なら「スカンセン」は外せない!行き方や入場料、見どころは?
海に囲まれた芸術の街、スウェーデン「イエテボリ」のスポット10選
都市景観と自然に包まれたスウェーデン、実は憎まれっ子だった歴史を追う
スウェーデン観光なら次はここ!「マルメ」で見た絶景10選
疲れてるなら次の旅行先はここかな…スウェーデン文化に癒やされる5の理由
スウェーデン人の心の故郷 ダーラナ地方を巡る旅
北欧は城までおしゃれ!スウェーデンの城「グリプスホルム城」
ストックホルムのデザインショップが集まる街、セーデルマルムをお散歩しよう!