グリム兄弟の足跡を辿って~ドイツ・メルヘン街道

メルヘン街道は、フランクフルトに近いハーナウからドイツ北部のブレーメンまで600kmに延びる街道で、グリム童話で知られるグリム兄弟が生涯を送った場所でもあり、童話の風景が散りばめられています。ドイツを訪れたら童心に帰ってこの街道を辿ってみてはいかがでしょうか。


グリム兄弟が生まれた町 ハーナウ

グリム兄弟が生まれた町 ハーナウ

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フランクフルトから東へ20kmのハーナウという町でグリム兄弟は誕生しました。
フランクフルトまで近郊列車で30分ということもあり、ベッドタウンとしての役割も果たし意外と近代的で大きな都市といったような印象を受けるでしょう。
町の中心となるマルクト広場の北側には市庁舎が建ち、その前にはグリム兄弟の像があります。
ドイツ全土からの募金で1896年に建てられたこの銅像の足元には、ここがメルヘン街道の出発地であることが記されています。

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マルクト広場から少し北へ向かったフライハイト広場は、グリム兄弟の生家が建っていた場所ですが、第二次世界大戦で破壊されたため現在ではその姿を見ることはできませんが、すぐ傍のランク通り41番地にグリム兄弟の弟である画家のルートヴィヒが生まれた家であることを示すプレートがあります。
フライハイト広場の北には、ひときわ立派な木組みの館ゴルトシュミーデハウスが建ち、この地方で作られた金銀細工の装飾品などが展示されています。

ハーナウの住所・アクセスや営業時間など

名称 ハーナウ
住所 Hanau
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%82%A6
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

ハーナウのスポットページ

グロム兄弟が学生生活を過ごしたマールブルク

グロム兄弟が学生生活を過ごしたマールブルク

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坂道の町マールブルクは、グリム兄弟や哲学者ハイデッガーも通った名門マールブルク大学がある学生街。
旧市街の中心のマルクト広場には、ルネッサンス様式の市庁舎が建ちます。
毎正時には仕掛け時計から審判のラッパの音が響きます。
この町で特に美しい通りはバーフュサー通り。
グリム兄弟が住んでいたとされる下宿もこの通り沿いにあり、壁には記念のプレートが刻まれています。
可愛らしいショップも多く並んでいるので、散策が楽しいエリアでもあります。

マールブルクの住所・アクセスや営業時間など

名称 マールブルク
住所 Marburg
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%96%E3%83%AB%E3%82%AF
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マールブルクのスポットページ

美しい木組みの家が並ぶアルスフェルト

美しい木組みの家が並ぶアルスフェルト

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アルスフェルトに並ぶ木組みの家々は、名所などではくごく普通の人たちが住む民家となっています。
保存状態がとても良いのは、人々が愛着を持ち丁寧に手入れをしながら住んでいるからだそうです。
マルクト広場には二つの尖塔を持つ木組みの市庁舎、そしてその隣にワインハウスがあります。
かつではここでワインが売られていた建物だったのだそう。
旧市街を囲むように延びる道は全てマルクト広場に繋がります。


アルスフェルトの住所・アクセスや営業時間など

名称 アルスフェルト
住所 Alsfeld
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%88
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アルスフェルトのスポットページ

カスカーデンの水の芸術は圧巻!

カスカーデンの水の芸術は圧巻!

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グリム兄弟が最も長く住んでいたとされるカッセル。
メルヘン街道の中では、ブレーメンの次に大きな都市です。
駅から西側へ進むと美しい水の芸術を見ることができます。
ヴィルヘルムスヘーエ公園の頂から滝のように水が流れ出し、化スカーデンという階段を伝い落ちてきます。
公園内を巡った水は、ヴィルヘルムスヘーエ城の前に噴水となって50mもの高さに噴き上がります。
この水の芸術は、毎年5/1~10/3の水・日・祝日に行われています。

ヴィルヘルムスヘーエ公園の住所・アクセスや営業時間など

名称 ヴィルヘルムスヘーエ公園
住所 Schlosspark Wilhelmshoehe 3, 34131 Kassel, Hesse, Germany.
営業時間・開場時間 ヴィルヘルムスヘーエ公園と公園内の噴水「水の芸術」は通年開園、「水の芸術」は毎年5月1日~10月3日の日曜日・水曜日・祝祭日の14:30から、ライトアップされた「水の芸術」は毎月第1土曜日。
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://www.germany.travel/jp/towns-cities-culture/unesco-world-heritage/wilhelmshoehe-park.html
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ヴィルヘルムスヘーエ公園のスポットページ

古い学生の町ゲッティンゲン

古い学生の町ゲッティンゲン

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メルヘン街道の中間地点であるゲッティンゲンは、古くから大学の町として知られ、グリム兄弟が教鞭をとっていた大学では30人以上ものノーベル賞を輩出した名門校です。
マルクト広場に立つ市庁舎前の「ガチョウ姫リーゼル」の噴水は待ち合わせスポットとなっています。
この町の学生が博士号を取得すると、恋人にキスをしてお祝いをする伝統があるというのも、学生の町ならではですね。

ゲッティンゲンの住所・アクセスや営業時間など

名称 ゲッティンゲン
住所 Göttingen
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%83%83%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B2%E3%83%B3
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

ゲッティンゲンのスポットページ

マックスとモーリッツのふるさとエバーゲッツェン

グリム童話と並び、ドイツで良く読まれている絵本が「マックスとモーリッツ」。
エバーゲッツェンは、この本の作者であるヴィルヘルム・ブッシュが少年時代に過ごした村で、仲良しだった粉屋の息子とよくいたずらをして遊んでいたといいます。
絵本のストーリーは作者自身の子供の頃の体験がもとになっているのだそう。
現在この村にある粉屋の水車小屋は、ヴィルヘルム・ブッシュ記念館として内部が公開されています。
次のページでは『未だ解明されないハーメルンの謎』を掲載!
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