ふむふむ…世界遺産「マウルブロン修道院」の過去を知ったら行きたくなった!

マウルブロン修道院を知っていますか??ドイツのバーデン・ヴュルテンベルク州に残る、中世の修道院です。ヨーロッパに残る中世の修道院の中でも、特に保存状態が良いことで知られており、1993年にユネスコ世界遺産(文化遺産)に登録されました。観光地としてもとても人気のスポットであるマウルブロン修道院の魅力をご紹介します!!






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マウルブロン修道院てどんなところ??

マウルブロン修道院てどんなところ??

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マウルブロン修道院の設立は1147年、シトー会派修道院で、当時、初のシトー会派ローマ教皇であったエウゲニウス3世の後援があっての設立でした。
建築様式はロマネスク様式からゴシック様式への移行的な様式で建てられています。
13世紀中には診療所、食堂をはじめ、鍛冶場や宿泊所、礼拝堂や南の回廊など様々な建物が作られていきました。

14世紀になると北、西、東にも回廊が作られ、まるで要塞。
現在も保存状態が良いこともあり、訪れる観光客にもその美しさは評判です。
世界遺産登録の際はそういった建物の美しさだけでなく、貯水池や水路など、水利設備の類までもがきれいに保存されていることも、高く評価されています。








マウルブロン修道院の住所・アクセスや営業時間など

名称 マウルブロン修道院
住所 Klosterhof 5, 75433 Maulbronn
営業時間・開場時間 現地時間 3月~10月 9:00-17:30 11月ー2月 9:30-17:00  
利用料金や入場料 大人 6ユーロ
参考サイト www.kloster-maulbronn.de/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

マウルブロン修道院のスポットページ

マウルブロン修道院では私語禁止!?

マウルブロン修道院では私語禁止!?

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マウルブロン修道院には、多くの修道士が生活していました。
修道士と言えば、修道誓願を立てた上で、禁欲的な信仰生活をする人々のことを指します。
特にシトー会派は禁欲的であることで知られ、マウルブロン修道院でも様々なルールが存在しており、なんと「私語禁止」だったんだとか。
そこで生活しているのに人と話すことが禁止されているなんて、大変ですよね。
それでも、談話室だけでは私語が許されていたと言います。

 

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それ以外にも様々なルールがあり、修道士たちは戒律で肉を食べることが禁止されていました。
それでも、肉を食べたいという気持ちがあったそうで、野菜を多く使用した餃子のような料理を考案し、こっそりと食べていたという話もあります。
シトー派では、読み書きやラテン語に通じた頭脳はの修道士と、肉体労働なども行う平修道士に身分が分かれていましたが、体力勝負の平修道士はその分食事の量が多めであったため、修道士の間ではうらやましがられていたんだとか。

また、厳しい戒律の中で暮らす修道士たちにも、ワインを飲むことは許されているなど、人間味のあるエピソードが残ります。

日本ではあまりなじみのない修道士ですが、このような話を聞くと親近感がわきますよね。
当時の静寂なる厳かな雰囲気や、神に仕える修道士の暮らしに思いを馳せながら、観光してみてください。

宗教改革後、神学校に・・・

宗教改革後、神学校に・・・

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宗教改革が開始されると、時の君主ヴュルデンベルク公は1504年に修道院を占拠した上、狩猟小屋を建てそこにとどまったと言われています。
その半世紀の後、修道院は「マウルブロンとブラウボイレンの福音主義神学校」(福音主義とは、当時宗教改革の立場を採る考え方のこと)として知られるプロテスタントの神学校に占拠されるようになり、牧師たちの手によって食堂などが再建されました。

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