火山と共に生きる。世界一の環境先進国アイスランドから学ぶ5つのこと

北大西洋に浮かぶ島国であるアイスランドは日本と同じく火山大国として知られています。北緯65度の北の果てにあるアイスランドは、かつてはヨーロッパでも未開の地であり、エネルギー源や物資に乏しい国でした。また、プレートの境界にあることから火山の噴火をはじめ多くの災害に見舞われてきた過去があります。しかし、ここ数十年の間にアイスランドは目まぐるしい発展を遂げ、国民の生活水準は世界でもトップクラスになるまでに劇的に改善されました。その大きな要因が火山エネルギーの有効活用にあります。エネルギー政策の大きな分岐点に立たされている今日の日本において、同じ火山大国であるアイスランドの取り組みは模範の1つになるのではないでしょうか。

image by iStockphoto / 73324409

image by iStockphoto / 84946571

地熱エネルギー大国、アイスランド

地熱エネルギー大国、アイスランド

image by iStockphoto / 83732415

エネルギーの自給率が僅か6%といわれる日本と同様、アイスランドもかつてはエネルギーの多くを輸入に頼らざるを得ない状況に置かれていました。

image by iStockphoto / 75929195

しかし、1970年代の石油危機の際、いち早く危機感を感じたアイスランド政府は、国中に豊富に眠る地熱エネルギーの開発に着手。
膨大な予算をかけ壮大なプロジェクトをスタートさせました。

これにより、現在では電力の3割以上を自国の地熱エネルギーで賄うまでになりました。
今日、アイスランドの1世帯あたりの電気代はヨーロッパで最低水準の安さを誇り、国民1人1人の負担も大幅に軽減されたのです。







豊富な地熱エネルギーを輸出するプロジェクトも発動

豊富な地熱エネルギーを輸出するプロジェクトも発動

image by iStockphoto / 90130071

近年では、その豊富な地熱エネルギーを海底ケーブルを用いイギリスに輸出するプロジェクトも噂されており、更なる注目が集まっています。

image by iStockphoto / 37282104

多くのエネルギーを輸入に頼っていたアイスランドが、近い将来にはエネルギーの輸出大国になる。
そんな日もそう遠くないのかもしれません。

世界有数の温泉の国

世界有数の温泉の国

image by iStockphoto / 81116251

アイスランドは火山大国とあって、日本と同様、豊富な温泉が湧き出る温泉大国としても知られています。

 

次のページでは『日常のありとあらゆるところに使われる地熱エネルギー』を掲載!
次のページを読む >>