ノアの方舟は実在した?!未来に残したいアルメニアの景観5選

紀元301年、世界で初めて国教としてキリスト教を導入したアルメニア。古代より文明が栄え、大国に支配される以前はアルメニア高原を中心に大王国を築き国際的な商業が行われてきました。キリスト教文化を独自の文化と融合し、旧約聖書に登場するノアの方舟伝説の舞台でもあるアルメニアでオススメする未来に残していきたい景観をご紹介していきます。


ノアの方舟が眠る山

ノアの方舟が眠る山

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旧約聖書に記述の残るノアの方舟伝説。
神の怒りによって引き起こされた大洪水からこの方舟によって難を逃れたノアの物語となっており、方舟がたどり着いたのがアララト山と言われています。
この記述に基づき様々な歴史家がこの地を捜索し、19世紀後半には古代の木材が発見されました。
大小2つのピークを総じてアララト山と呼ばれており第一次世界大戦以後、隣国トルコの領土となっています。
しかしながらこの地は古代よりアルメニア民族が多く生活してきた場所であり、現在のアルメニア国章にもアララト山の山容が描かれています。
戦争によって線引きされたとはいえ今でもアルメニアの人々にとって大切なシンボルとなっています。

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アララト山の住所・アクセスや営業時間など

名称 アララト山
名称(英語) Mount Ararat
住所 Iğdır Province, Turkey
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%83%A9%E3%83%88%E5%B1%B1
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

アララト山のスポットページ

世界で最も古い大聖堂

世界で最も古い大聖堂

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古代アルメニア王国は301年キリスト教を国教として定め、王国分裂後も東ローマ帝国内でアルメニアの人々は多くの影響を残してきました。
このエチミアジン大聖堂も7世紀初頭にその起源を持ちビザンティン様式を取り入れながらもアルメニア風を残した建築様式が取られています。
この大聖堂にはアララト山で発見されたノアの方舟の残骸と言われている木材が金の十字架に貼り付けられ展示されている他、キリストの死を確かめるために使用されたと言われているロンギニスの槍も見学することができます。
そしてズヴァルトノツ遺跡と合わせ2000年に世界文化遺産に登録されました。

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エチミアジン大聖堂の住所・アクセスや営業時間など

名称 エチミアジン大聖堂
名称(英語) Etchmiadzin Cathedral
住所 Vagarshapat, Vagharshapat, Armenia
営業時間・開場時間 現地時間7:00-21:00
利用料金や入場料 無料
参考サイト https://en.wikipedia.org/wiki/Etchmiadzin_Cathedral
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

エチミアジン大聖堂のスポットページ

ロンギニスの槍が眠っていた洞窟

ロンギニスの槍が眠っていた洞窟

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石を匠に利用して様々な建築物を作ってきたアルメニアの人々。
世界遺産にも登録されているギガルド修道院も山間の岩石帯にありその施設の一部は岩盤を掘って作られた洞窟となっています。
建築物自体は13世紀に作られた物ですが、この地に修道院が開院されたのは紀元1世紀頃の初期キリスト教時代と言われています。
エチミアジン大聖堂に保管されているロンギヌスの槍はこの修道院の洞窟から発見され、文献によるとキリスト12使徒の1人タダイがこの地に運び死後教徒によって洞窟内に隠したと言われています。

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大自然にそびえ立つ神殿

大自然にそびえ立つ神殿

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ギガルド修道院からほど近い大自然が美しい小高い丘の上には古代この地が栄えていた証であるガルニ神殿がそびえ立っています。
岩を切り出した円柱形の柱が並ぶギリシア風建築のこの神殿は太陽心ミトラを崇める神殿として使われており、一年にたった一日屋根から太陽光が神殿内と照らす構造になっています。
古代ローマ同様、近くの川から水を引き入れた浴場跡や宮殿や教会などの基礎部分が周囲から発掘されているそうです。
ノアの方舟の時代よりも以前からアルメニア民族は自然崇拝者が多くこのように多文化との融合を繰り返してきました。

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