南イタリア・ラヴェッロの絶景のコンサートで「時を体験」する旅へ

旅行中も休まない、と批判されがちな日本人。ヨーロッパで「バカンス」といえば、仕事を離れリラックスしてゆっくり過ごすこと。あれこれと目まぐるしく動くことはありません。日本人にとっての「旅行」と、海外の人にとっての「旅行」の概念は大きく違っているようです。そこでしか見れないもの、そこでしか聴けないもの…「形の無い」ものに目を向けてみる旅も良いかもしれません。


休暇中も忙しい日本人

休暇中も忙しい日本人

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旅行中もスケジュールを詰め込み、次々に移動することの多い日本の旅行スタイル。
ヨーロッパや欧米からは「せっかくのバカンスをどうしてそんな慌ただしく過ごすのか?」と批判されることもしばしば。
観光名所でたくさん写真を撮り、お土産をたくさん買い、あっと言う間に次の場所へ行ってしまう…そんなイメージが強いようです。

とは言っても、せっかく海外旅行をするなら観光地も行きたいしイベントがあれば参加出来る方が嬉しいですよね。
そんな理想が叶うのが、観光客も少なく絶景のコンサートが毎年開催される「ラヴェッロ」という街。

ラヴェッロ(Ravello)について

ラヴェッロ(Ravello)について

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ラヴェッロは、南イタリアの世界遺産アマルフィ海岸に位置する美しい街。
標高約350mの高台に位置しているため“天空の町”と言われ、広大なティレニア海や山々のパノラマを望むことができます。
人口約2,000人程の静かで小さな街は、観光地化され過ぎておらずゆっくりと過ごすことができます。
細く入り組んだ路地や石づくりの道に季節の花々が彩りを添え、一度見たら忘れられない素敵な街並みが続いています。

ラヴェッロの住所・アクセスや営業時間など

名称 ラヴェッロ
名称(英語) Ravello
住所 Ravello Italy
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%83%E3%83%AD_(%E3%82%B5%E3%83%AC%E3%83%AB%E3%83%8E%E7%9C%8C)
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

ラヴェッロのスポットページ

音楽の街 “CITTÀ DELLA MUSICA”

音楽の街 “CITTÀ DELLA MUSICA”

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静かで美しい風景が広がるラヴェッロの街は、たくさんの芸術家を魅了してきました。
1800年代にドイツ人作曲家のワーグナーが美しい眺めにインスパイアされ、舞台劇『パルシファル』の第二幕を作曲したことで知られています。
その頃から「音楽の町」と呼ばれるようになり、今でも街の入り口には「CITTÀ DELLA MUSICA(音楽の町)」の石板が飾られ訪れる人々を迎えています。

絶景の舞台で開かれる「ラヴェッロ・フェスティバル」

絶景の舞台で開かれる「ラヴェッロ・フェスティバル」

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1200年代後半に、貴族のルフォロ一族によって建てられた「ヴィッラ・ルーフォロ(Villa Rufolo )」。
アラブ・ノルマン・シチリア様式が融合した壮麗な邸宅と、美しい庭園を見る事ができます。
このヴィッラ・ルーフォロで1953年から開催されているのが「ラヴェッロ・フェスティバル」。
ワーグナーの没後70年を記念し、音楽やバレエ・映画といったイベントが行われる芸術祭です。
毎年7月上旬から9月中旬にかけて、毎日のようにイベントが行われます。


ヴィッラ・ルーフォロの庭園には断崖から飛び出したような特設ステージが設けられ、自然の風景を背景にした贅沢で美しいコンサートが開催されます。
これまでには、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団やミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団などそうそうたる楽団も演奏しています。

コンサートは夕陽が沈みはじめる頃から始まり、空と海が刻々と表情と変えていく中で演奏が行われます。
夏の夜にオーケストラの音色が響きわたり、その場に行かないと体験できない至福の時間が流れます。

ラヴェッロ・フェスティバルの住所・アクセスや営業時間など

名称 ラヴェッロ・フェスティバル
名称(英語) Ravello Festival
住所 Piazza Duomo 1, -84010 Ravello
営業時間・開場時間 6月から9月に開催 
利用料金や入場料 プログラムによる
参考サイト http://www.ravellofestival.com/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

ラヴェッロ・フェスティバルのスポットページ

「物」では無く「体験」を得る旅へ

数々の芸術家や大富豪たちを虜にしてきた美しい街ラヴェッロ。
「観光」するのではなく「ゆったりと滞在」する街として、音楽や静けさに耳をすませながらゆったりと過ごしてみてください。
普段感じることの少ない静寂や澄み切った空の青さなど、普段は見逃している事が見えてくるかもしれません。
写真や買い物といった「物」主体の旅では無く、その土地にしかないものを「体感」する旅は、あなただけの忘れられない思い出になるはずです。
photo by iStock

Writer:

南イタリア在住。在住者ならではの視点でイタリアの情報をお伝えします。 【face book】https://www.facebook.com/La-luce-del-Sud-723136827826814/timeline?ref=page_internal

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