世界的ヨット・ フェスティバルで有名なドイツの港町「キール」で見ておきたいスポット

キールはバルト海に面したドイツ最北端・シュレスヴィヒ=ホルシュタイン州の州都である街。バルト海西端の湾・キール湾の沿岸に位置することから長くドイツ海事の中心地とされ、世界的には毎年6月に約10日間開催されるヨット・ フェスティバル「キール週間」で有名となっています。今回はそんな世界的ヨット・ フェスティバルで有名なドイツの港町・キールで見ておきたいスポットをチェックしてみましょう。

船乗りの守護聖人の教会「聖ニコライ教会」

船乗りの守護聖人の教会「聖ニコライ教会」

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旧市街に残っている聖ニコライ教会は1242年に建てられたプロテスタント教会。
教会名にある「聖ニコライ」は船乗りと商人の守護聖人とされており、ここは北ドイツに存在するニコライ教会のうちの1つ。
19世紀後半にネオゴシック様式で建て替えられましたが第2次世界大戦により破壊、 現在の建物は1950年に再建されたもの。
シンプルで厳かな雰囲気の内部には1344年製の青銅洗礼台や1460年製の大聖壇、福音書著者の聖人4人が描かれたキリスト洗礼の聖壇(1490年)が残されており、教会の見どころになっています。

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100年以上の歴史を誇る「キール市庁舎」

100年以上の歴史を誇る「キール市庁舎」

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旧市街の教会を見に行ったらこの街の市庁舎も見てみましょう。
軍港として発展し人口も急増していた1907年から建設を開始し、1911年に現在のキール市庁舎が完成。
ヴェネツィアのサン・マルコ鐘楼を彷彿とさせる塔が目立つことから「フィヨルドのヴェネツィア」としてという呼び名もつきました。
現在も業務に使用される現役施設であり、2011年にはめでたく建設100年を迎えました。







世界大戦の戦死者を追悼「ラーボエ海軍記念碑」

世界大戦の戦死者を追悼「ラーボエ海軍記念碑」

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キールからバスに乗って行けるラーボエという小さな港町にある高さ72mの海軍記念碑。
第1次世界大戦の戦死者を追悼する目的で造られたもので第2次世界大戦後はドイツ海軍の戦死者、1954年には世界大戦中に戦死したドイツ以外の海軍全員も追悼する記念碑になりました。
記念碑の内部は海軍記念館として公開され、海軍に関する展示が多数。
1/100スケールのビスマルク級戦艦「ネームシップ・ビスマルク」や上空から見たキール運河の模型、世界大戦で犠牲になった艦船の彫刻はぜひ見ておきましょう。
次のページでは『巨大潜水艦「U995」も見ていこう』を掲載!
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Junya Higashi

Writer:

これまで旅行に行った土地は鹿児島・霧島や韓国・ソウルなど。世界の土地や風習のことなど、自分の知らない世界を調べて見るのが好きです。旅行経験やライター活動で得た知識が、これから旅行を楽しむ人の役に立てば大変嬉しく思います。どうぞよろしくお願いいたします!

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