マドリードにある世界有数の美術館「プラド美術館」

長い歴史で美術の巨匠たちが残した作品が並ぶ美術館。現代に残る美術作品は作者の個性が残るものも多くあり、そこから人生のヒントを得たり芸術心を刺激されたりした方もいるのではないでしょうか。今回はそんな世界中に存在する美術館の中でスペイン・マドリードの「プラド博物館」について見てみましょう。
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世界有数の美術館「プラド美術館」

世界有数の美術館「プラド美術館」

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プラド美術館(Museo del Prado)はスペインの首都・マドリードにある美術館。
1785年にカルロス3世が自然科学博物館を作るためにフアン・デ・ビジャヌエバに依頼したメイン館・ビリャヌエバ館の建物が歴史の始まりで、その後カルロス3世の孫・フェルナンド7世 (スペイン王)が妻の進言を受け1819年に美術館として開館。
現在は3万点以上の美術品を展示する世界有数の美術館のひとつに。
ピカソやミロ、ダリなどスペインが生んだ巨匠をを中心に世界中の絵を見ることができ、閉園2時間前からは入場無料というお得な制度も(通常は18時から20時、日曜祝日は17時から19時まで)。
アクセスは地下鉄1号線バンコ・デ・エスパーニャ(Banco De Espana)駅、アトーチャ(Atocha)駅から徒歩10分。

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プラド美術館の住所・アクセスや営業時間など

名称プラド美術館
名称(英語)Museo del Prado
住所Paseo del Prado, s/n, 28014 Madrid, Spain
営業時間・開場時間月-土 10:00-20:00, 日・祝 10:00-19:00(Free access:月-土 18:00-20:00, 日・祝 17:00-19:00)
利用料金や入場料一般入場料:15.00ユーロ / 閉園2時間前からは入場無料
参考サイトhttps://www.museodelprado.es/en
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

プラド美術館のスポットページ

名作家の銅像「ベラスケス像」

名作家の銅像「ベラスケス像」

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美術館の正面玄関「ベラスケス門」に建つ銅像。
名前にある「ベラスケス」とは、17世紀に活躍した宮廷画家ディエゴ・ベラスケスのこと。
ボデコン(厨房画)と呼ばれる庶民の台所の光景を描いていたベラスケスは当時の国王・フェリペ4世の肖像画を描いたところこの絵を国王が気に入り、24歳の若さで宮廷画家(王侯貴族の依頼に応じ作品を制作する画家)に。
国王はベラスケスのことを非常に気に入っており、晩年には貴族や王の側近の役割を任されることも。
個性的な技法や作風は後のロマン派・ドラクロワや印象派・モネなどにも強い影響を及ぼし、この美術館のコレクションにおいても重要な画家の1人とされています。


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宮廷の一場面が見える・ベラスケス作「ラス・メニーナス」


この美術館にはベラスケスが残した名画が収められていますが、そのうちの1つが「ラス・メニーナス」。
ベラスケスが晩年の1656年に描いた作品で、舞台はフェリペ4世が過ごすマドリード宮殿の大きな一室。
左にいるのは王女マルガリータをモデルに肖像画を描くベラスケス自身、モデルになっていることに飽きた王女は顔を背け、それを取り巻きの侍女と宮中の道化女が慰め、中央の鏡にはそこに入ってきたフェリペ2世の姿が映るというもの。
通常見ることのできない宮廷の一場面がそこにいるような感覚で見られる貴重な作品であり、美術館ではこの作品のために特別な展示室を作るほど重要なもの。

シュールな世界観が広がる・ボス作「快楽の園」


写真はルネサンス期のネーデルラント(現在のベルギー、オランダ、ルクセンブルクにあたる地域)の初期フランドル派の画家ヒエロニムス・ボス(1450頃〜1516)が描いた三連祭壇画(3つの木彫り板で構成された作品)の作品。
1490年から1510年のいずれかの時期に描かれた作品で彼の代表作。
快楽というタイトルから楽しげな風景にも見えますが、よく見てみると裸の人間に空想上の生物や巨大な果物、奇妙な形の塔、拷問を受ける者の姿が描かれており、その光景はたいへんシュール。
美術館を訪れて絵の前に立ったとき、現実世界の見方が変わるかもしれません。

Junya Higashi

Writer:

これまで旅行に行った土地は鹿児島・霧島や韓国・ソウルなど。世界の土地や風習のことなど、自分の知らない世界を調べて見るのが好きです。旅行経験やライター活動で得た知識が、これから旅行を楽しむ人の役に立てば大変嬉しく思います。どうぞよろしくお願いいたします!

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