ポーランド観光なら次はここ!「トルン」で見たい絶景10選

第二次世界大戦後の復興により、美しい町並みが多く残されているポーランド。その中でも、トルンは「中世都市」といわれるほどにかつての趣が色濃く残る町です。ヴィスワ川が緩やかに流れ、風光明媚なトルンの町は、1997年にユネスコの世界遺産に登録されました。今回は、その麗しい町トルンについてご紹介いたします。

中世都市トルンはどんな町?

中世都市トルンはどんな町?

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中世の街並みが残るトルンの町の始まりは、1200年代前半の頃だといいます。
重要な水上交通路であったヴィスワ川に面した好立地であったことから、バルト海沿岸で産出された琥珀を輸送する際の交通の要衝であったため、町に繁栄をもたらしました。

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都市として大繁栄を収めたトルンは、ヨーロッパの中でも重要な商業都市のひとつとして数えられていました。
また、ポーランドの北部で、ドイツ騎士団が勢力を強めていった時代には、ここトルンが彼らの根拠地となっていたこともあり、町並みはどこかドイツ風にも感じられます。

ポーランドを縦断するヴィスワ川

ポーランドを縦断するヴィスワ川

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ポーランド南部、スロバキアにも近いベスキディ山脈を水源とする、ポーランド最大のヴィスワ川の全長は1,047km。
クラフク、ワルシャワ、トルン、グダンスクなどの都市を経てバルト海へと注いでいます。
トルン駅側の公園や、川に架かる橋の上から、かつて交易で栄えた時代に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

残された門で最も大きなモナスター門

残された門で最も大きなモナスター門

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かつてから、トルンを守っていた13の城門は、現在では3つだけ残されています。
その中で最も重厚で大きなモナスター門は、旧市街の南側、ヴィスワ川に接しています。
水上交通の要衝であったこの町の第一の顔がこの門であったそうです。

ひっそりと佇む城跡

ひっそりと佇む城跡

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ヴィスワ川沿いに面して残されているのが、現在では廃墟となっている城跡。
ドイツ騎士団が勢力を増していた時代に建設されたもので、旧市街を守る役割がありました。
1454年には、政治の圧力と重税に苦しめられていたトルン市民の蜂起に遭ったため、城のほとんどが破壊し現在の形に留められているのです。

絶景が楽しめる旧市庁舎

絶景が楽しめる旧市庁舎

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旧市街の中心に建つのは、高さ40mの塔を掲げる旧市庁舎。
何度か戦火にさらされ、18世紀の初め頃にはスウェーデン軍の砲火に遭ったこともあります。
現在、旧市庁舎の内部は博物館として利用されており、14世紀に作られたというキリスト像をはじめ、宗教絵画やステンドグラスなどの展示がされています。
塔は、展望台として開放されているので、ぜひ上から旧市街を眺めてみましょう。

内部装飾が圧巻の聖マリア教会

内部装飾が圧巻の聖マリア教会

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旧市街広場沿いに建つ聖マリア教会は、高さ27mものとても大きな教会。
14世紀の半ばにフランシスコ修道会により、ゴシック様式で建てられたものです。
外観はとても質素な造りの教会ですが、内部に入ればゴシック風の壁画、ステンドグラス、オルガンなどとても豪華で美しい装飾がなされていますよ。

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