運河クルーズで優雅に巡りたいベルギーの古都「ブルージュ」

中世のまま時が止まっているかのように錯覚してしまうベルギーの古都「ブルージュ」。運河に寄り添うように広がる美しい街並みは、「天井のない美術館」とも「北のヴェネチィア」とも讃えられるほど。チョコレートや伝統工芸のレースなど買い物を楽しみに訪れる人も多いです。今回は、優雅に歴史を刻む「ブルージュ」の魅力とおすすめスポットをご紹介します。

運河と橋が紡ぐ街「ブルージュ」

運河と橋が紡ぐ街「ブルージュ」

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地名の由来は「橋」であり、街中に張り巡らされた運河に架かるたくさんの橋にちなんでいます。
橋の数を数えてみると、なんと50以上もあるというのだから驚き!その運河と橋が織りなす美しい景観は「水の都・北のヴェネチィア」、そして「天井のない美術館」と評されることも。

ベルギーの首都・ブリュッセルからは90キロほど離れています。
IC(特急列車)を利用して、およそ50分で到着します。
大きな街ではないので、日帰り観光でも主要な名所は全て見て回ることができるでしょう。

運河クルーズに参加しよう

運河クルーズに参加しよう

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運河を船を利用して観光する「運河クルーズ」が、ブルージュで一番人気のアクティビティです。
街の中を縦に、横にと静かに縫うように流れる運河の上で、優雅なひと時を楽しんでみませんか。
陸上から見るより低い目線で下から街並みを見上げるので、異国情緒がいっそう強く感じられるはずです。

乗り場は5カ所ありますが、どこから乗ってもルートは同じで、主要な観光名所を巡ります。

町の中心「マルクト広場」

町の中心「マルクト広場」

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ブルージュの中心的存在となる「マルクト広場」です。
広場へは自動車の立ち入りが禁止されているので、ゆっくりと散策を楽しむことができるでしょう。
この広場にはカフェやレストラン、お土産物屋さんが集まっていて、ブルージュ観光には外せないスポットです。

ギザギザが可愛い「切妻屋根」

ギザギザが可愛い「切妻屋根」

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マルクト広場の北側と西側には、かつてはギルドハウスだった「切妻屋根」を持つ建物があります。
ギルドとは、同業者組合のこと。
現在は、組合は解体され、建物はレストランや銀行などとして使われています。
階段状になっている「切妻屋根」のカラフルな建物が一列に並ぶ姿は、まるでおとぎ話の世界です。






美しい塔を持つ「聖母教会」

美しい塔を持つ「聖母教会」

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レンガの塔が目印の「聖母教会」は、13〜16世紀に建てられた教会です。
何度も改修が施されたため、多くの建築様式が混在しています。
内部には、白大理石でできているミケランジェロ作の聖母子像があります。
また、25歳の時に乗馬事故で命を落としたブルゴーニュ公国最後の公女マリー・ド・ブルゴーニュの棺もここに安置されています。

街のシンボル「ベルフォート(鐘塔)」

街のシンボル「ベルフォート(鐘塔)」

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マルクト広場でひときわ高くそびえているのが、「ベルフォート(鐘塔)」です。
この巨大な建造物は、13世紀に建設が始まり、15世紀末に完成しました。
366段もの螺旋階段があり、頂上では計47個、総重量27トンものカリヨンの鐘の構造を間近で見ることができます。
また、ここからはブルージュの街全体を見渡すことができ、展望スポットとしても外せません。
2階には中世の宝物殿があり、現在は博物館として開放されています。

ベルギー最古の「市庁舎」

ベルギー最古の「市庁舎」

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ブルグ広場に面して立っている「市庁舎」は、元々ブルゴーニュ公国時代に中央政庁として建立されました。
フランボワイヤン(火炎)・ゴシック様式のファサードには聖人などの彫像が並んでいます。
会議や結婚式の会場として使用されている「ゴシックの間」、美術品が展示してある「歴史の間」など内部も見学することが可能です。
次のページでは『キリストの血を奉納「聖血礼拝堂」』を掲載!
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