戦火を逃れた奇跡の街、ドイツ「バンベルクの町」が美しすぎる!

wondertripでは世界の絶景を紹介していますが、歴史地区や古代都市などの絶景スポットは、その歴史を少しでも知ることでより観光が楽しめます。今にも残る世界遺産のストーリーは、知識欲も刺激されますね。本日はドイツの「バンベルクの町」をご紹介します。


バンベルクについて

バンベルクについて
ドイツ南部のバイエルン州のバンベルクは、ミュンヘンから鉄道で2時間の所にある地方都市です。
中世の街並みをそのまま残した美しい街並みは、「バイエルンの真珠」とも称されます。
特産はラオホビアという燻製ビール。
ぜひお試しください。
1007年、後の神聖ローマ皇帝ハインリヒ2世によってカトリックの司教区として建設され、この時に大聖堂も造られました。
このため、キリスト教の街・学術都市としての側面が強く見られます。
1802年までは独立性を保っていました。
この街は、第二次世界大戦の戦火を奇跡的に免れ、貴重な建造物をそのまま今に保存していることが高く評価されて世界遺産に登録されています。

バンベルクの住所・アクセスや営業時間など

名称 バンベルク
住所 Bamberg
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%B3%E3%83%99%E3%83%AB%E3%82%AF
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

バンベルクのスポットページ

第二次世界大戦の戦火を免れた町

第二次世界大戦の戦火を免れた町
バンベルクの町には、第一次世界大戦後当時のホフマン内閣が共産党との対立によって逃れてきました。
このためバイエルン州が内戦状態に陥ります。
1926年にはナチスの幹部会議がここで開かれ(バンベルク会議)、ヒトラーの党内での独裁が認められました。
つまり、バンベルクの町からナチスの独裁と恐怖政治がまさに始まるのです。
1939年にナチスがポーランドに侵攻し第二次世界大戦が始まります。
ドイツ国内も空襲され、戦争末期には市街戦によって多くの大都市は壊滅状態となって しまいました。
このため、主要都市の街並みは戦後に再建されたものが多く、その中で被害のなかったバンベルクはきわめて貴重な都市なのです。

キリスト教の町としてのシンボル・大聖堂

キリスト教の町としてのシンボル・大聖堂
皇帝ハインリヒ2世がまず建設したのが、バンベルク大聖堂でした。
キリスト教の街としての象徴であるこの建物は、約81mの高さの尖塔を4つも有し、重厚なロマネスク様式と尖塔が特徴のゴシック様式の中間期に建てられました。

たくさんの美術品が収蔵されており、見どころは皇帝ハインリヒ2世と皇后クニグンデの大理石の墓です。
表面の見事な彫刻は、中世ドイツを代表するティルマン・リーメンシュナイダーの傑作です。

また、大聖堂内には作者不明でありながらも傑作と称賛される彫刻・バンベルクの騎士像があります。
端整ながら威厳漂う表情が印象的です。
おとぎ話に出てくる素敵な騎士様はこんな感じかな、と思いますね。

レグニッツ川と運河の街並み

レグニッツ川と運河の街並み
バンベルクの町を流れるレグニッツ川の人工の中州には旧市庁舎があります。
大聖堂などがある宗教地区と、川向う市民が住む街の間に位置し、橋で結ばれています。
このため、旧市庁舎はどちらの勢力にも属さずに中立を示していました。
katsuya

Writer:

かつて仕事の都合で東京←→京都を年100回往復していました。京都の西七条に家を借り、なんと結婚相手も京都で見つけました。「地元民ではないけど、だからこそわかる京都」の魅力をお伝えします。

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