ドイツ「ローテンブルク」でタイムトリップの旅。中世ヨーロッパへようこそ!

ドイツ国内を繋ぐ8つの街道のうち、ノイシュヴァンシュタイン城を眺むことのできるロマンティック街道は特に人気の観光ルートとなっています。この街道上には歴史を感じる町がいくつも点在していますが、中でもローテンブルクは中世の面影をほぼ完璧に残し、どこを見ても可愛らしい絵本のような世界が広がっています。旧市街に一歩足を踏み入れれば石畳の道路に木組みの家々。古き良き時代へタイムスリップの旅に出てみませんか。今回はドイツ・ローテンブルクを訪れたらぜひ見ておきたい観光スポットをご紹介します。

中世の時代に思いを馳せて ぐるりと城壁を回ろう

中世の時代に思いを馳せて ぐるりと城壁を回ろう
ローテンブルクは、町の一部が頑丈な壁にぐるりと囲まれていますが、これは外部から町を攻防するために12世紀に建てられたものです。
1km²と決して広くはないこの城壁内には、壁のほかにも町の安全を守ってきた門や監視塔が42か所に渡って設置されています。
今もなお色褪せることない町並みを見られるのも、当時の人々の努力あってのことですね。
ローテンブルク駅方面から城壁へ進んでいくと、とんがり帽子が印象的なレーザー門が見えてきます。
この愛らしい外観に似合わず、当時は侵入者が現れるとこの門の奥の塔から攻撃がされていました。
このレーザー門以外にも5か所の門が設置されています。
それぞれ形態が違うので、時間のある人はすべての門を見比べてみるのもいいでしょう。

どこを撮ってもベストショット! 木組みの建物を巡ろう

どこを撮ってもベストショット! 木組みの建物を巡ろう
これぞおとぎの国!と言わんばかりの可愛らしい木組みの建物が目を引くプレーンライン。
向って左にはコボルツェル門、右にジーベル門から挟まれるように黄色い細みの建物があります。
それぞれの門から延びる通り沿いには民家が並び、どれも中世の時代からの外観を守るため丁寧な修復がなされています。

最も城壁間が狭いのは、14世紀まで城壁がこの場所で終わっていたため。
それまではコボルツェラー門が南側の出入り口とされていました。
後にこのプレーンラインの南側(現在のシュピタール門付近)が城壁内に取り込まれ、町が拡大されたのです。

建物は、ホテル、ショップなどの場合がありますが、もちろん普通の民家として使われているところもあります。
窓辺や玄関先には猫がちょこんと座ってこちらを見ていたり、センス良くディスプレイがされていたりとつい立ち止まってみたくなる建物をいくつも見つけることができるでしょう。
1時間もあれば町1周出来てしまう小さなエリアですが、せっかくならもっと時間をかけてゆっくりと見ておきたい。
道に迷って入った路地裏に意外とベストショットが隠れているかも!







町の中心舞台 マルクト広場

町の中心舞台 マルクト広場
朝市に市内ガイドツアー、そして町のお祭り行事のほとんどがここマルクト広場で行われ終日賑わうスポットとなっています。
広場に鎮座するのは60mの鐘桜が目印の市庁舎。
展望台も備えており、広場を囲うようにして立つ立派なお屋敷を一望できます。

市庁舎隣の市議宴会館の仕掛け時計も必見!10:00~22:00の毎正時にはかつてのテイリー将軍とヌッシュ市長が現れ、ジョッキを手にした市長がワインを飲み干す様子が見られます。

年間を通して様々なお祭りが行われているローテンブルク。
特に歴史上の逸話を基にした「マイスタートルンクの祭り」は、毎年盛り上がりを見せています。
歴史劇にはじまり、時代衣装のパレードなどで中世へ迷い込んでしまったのではと錯覚するかもしれないですね。
イベントに合わせて旅に出るというのも素晴らしい思い出ができるのではないでしょうか。

貴重な文化財を残す 聖ヤコプ教会

貴重な文化財を残す 聖ヤコプ教会
天に吸い込まれるように延びる2本の尖塔が印象的な聖ヤコプ教会は、1484年に完成以来この町で最も巡礼者が多く訪れる教会です。
この尖塔の形が微妙に違って見えるのは、作者が2人いたからだと言われています。

祭壇奥のステンドグラスが一際輝いて見えるのは、プロテスタント派ならでは他の装飾が控えめにされているからです。

 

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