ブドウ畑が美しい、ドイツ「リューデスハイム」で見たい絶景10選

リューデスハイムは、ライン渓谷の中流部にあるドイツでもワイン醸造で有名な街です。ヘッセン州ダルムシュタットに位置しています。ユネスコの世界遺産に登録されているので自然はもちろん、ライン川の流れに沿って広がるブドウ畑や古い城壁がところどころに見れるのは素晴らしい景観美です。ここでの絶景10選を紹介します。

ヒルデガード教会とブドウ畑の景観

ヒルデガード教会とブドウ畑の景観

image by iStockphoto

ヒルデガルト・フォン・ビンゲンはベネディクト教会のコミュニティ創設者であり最初の女子修道院長となった人です。
最初はライン川のほとりにルーパースターグ修道院を建て1152年にヘンリー聖体を受けて宗教上の公文書が多く書かれました。
1632年にスウェーデンによって30年戦争が起こされ教会は破壊されたのです。
しかし第2の修道院としてリューデスハイムに農業実践の修道院を設立したのですね。
アンナ・レルヒ院長はヒルデガルトの遺物を舎利宝として守り写本を保存することに尽力しました。
第二次大戦中ゲシュタポに追放されたこともありましたが遺物は残すことができ、現在の教会の祭壇には金の箱に収められたベネディクトコマンドール章が祭られています。
1961年にはルートビッヒバウアーの作品であるステンドグラスが創造・救い・終焉を表現し、1964年には豪壮なパイプオルガンが内蔵されました。

ローレライの近くを行くライン川クルーズ遊覧船

ローレライの近くを行くライン川クルーズ遊覧船

image by iStockphoto

ライン川の景勝地ローレライの近くを行く遊覧船がブドウ畑の山道から見えました。
世界遺産を巡るライン川クルーズはゆったりと流れる水に乗って船上から景観を楽しみながらランチを楽しんだり、途中停船して近くの工場や街並みを散策しながらリューデスハイムを満喫することができます。

ライン川の岸壁に立ち続けるエーレンフェルス城

ライン川の岸壁に立ち続けるエーレンフェルス城

image by iStockphoto

エーレンフェルス城はローレライの岩を過ぎると見えてくる川岸の岩肌にへばりつくように立っている古城です。
マインツ大司教が1210年に建てました。
ライン川を行き来する船を管理する税関のような役目を持っていたのです。
1631年の30年戦争やフランスからの略奪や破壊に合い、城は老朽化していきます。
20世紀になって遺跡としての重要性が認められ、現在では展望台となっているのです。

リューデスハイマーワインレストラン・ホテルとのどかな屋外テラス

リューデスハイマーワインレストラン・ホテルとのどかな屋外テラス

image by iStockphoto

リューデスハイマーはリースリングジョージブルーアーの四つ星ホテルです。
周囲の世界遺産を巡りハイキングで活動した後はホテルのレストランでワインと食事を楽しみながらライブ演奏を聴いたり、希少ワインに舌鼓を打ったりしながらゆったりと過ごせる、のどかな屋外テラスのテーブル席が宿泊客の帰りを待っています。

リューデスハイムの典型的な古い家屋

リューデスハイムの典型的な古い家屋

image by iStockphoto

農家風の大きな建物ですが、白壁とくっきりとした柱が落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
ワイン醸造のための道具が倉庫に並べられ、離れの倉庫にはワイン樽を並べられる空間が少し冷たい土蔵の壁とマッチして鎮座しているのを見ることができます。
クラッシックカーが似合う建物と庭先ですね。
鳥打帽子のオジサンが戸口から銃を小脇に抱えて出てきそうな雰囲気ですよ。

リューデスハイムのロープウェイ

リューデスハイムのロープウェイ

image by iStockphoto

リューデスハイムの街のレストランがある「つぐみ横丁」付近からロープウェイのワゴンに乗ってニーダーヴァルト記念碑を目指して登ることができます。
ワゴンに乗っている間はライン川を振り返るようにするとそこかしこの景観がとても美しく見ることができるのです。
蛇行して流れるラインもそうですが、川に沿って整備されたブドウ畑や遠くの城壁や教会のケルンがそれぞれ存在を誇るようにしているのを楽しむことができますね。

エバーバッハ修道院の美しい建物

エバーバッハ修道院の美しい建物

image by iStockphoto

1136年に建てられた修道院の建物でロマネスク様式の美しい造りになっています。
カトリック教会シトー派クレルヴォ―の聖ベルナールからの影響を強く受けている修道院です。
訪れるとコンサートのような音楽に触れることができ、地下のワインセラー、ワイン醸造蔵の見学や修道士の寮を見学することもできます。
映画「薔薇の名前」でロケ地として使用されました。
ここの売店では世界有数の銘柄としてのワインを手軽に購入することができますよ。

歴史的貿易都市ゲルンハウゼンの街並み

歴史的貿易都市ゲルンハウゼンの街並み

image by iStockphoto

フランクフルトとライプチヒの中間にある街でドイツ高速道路A66が通っています。
昔から貿易ルートの重要な交差点としての役割を果たしていました。
1170年にフレデリック皇帝が旅行商人に3日間だけ城壁で囲まれた街で商品を提供してもよいと命じたので、この街が貿易都市として発展していったのです。
その後、権力はルイ14世、チャールズ皇帝、シュワルツバーグ伯爵と変わりますが、帝国独自の都市としての形態は変わらずに続きました。
産業革命でゴム工業の中心となっています。
教会の建物が多く残存していますが、ロマネスク様式とゴシック様式の両方の要素を持った建物であることが特徴です。

エバーバッハの古い修道院の葡萄酒蔵

エバーバッハの古い修道院の葡萄酒蔵

image by iStockphoto

クロスターエバーバッハという名はエバーバッハ修道院とその醸造所を含めたものです。
1135年創立のシトー派修道院として知られていますが、ワイン作りを始めて1803年には州立の醸造所となりました。
その後1998年には財団法人となり独立営業をしてるのです。
900年以上も続くワイン醸造はブドウ畑を育てることも工場や貯蔵所を発展させることに成り、ドイツでは有数のワインメーカーとなっています。
シュタインベルガ―やラインガウの銘柄があります。

ニーダーヴァルト記念碑とその広場

ニーダーヴァルト記念碑とその広場

image by iStockphoto

ニーダーバルト記念碑と言われるもので、リューデスハイムからロープウェイを使ってすぐ近くまでやって来れるようになっています。
1871年にヴィルヘルム1世が最初にこのポイントに石を置き、彫刻家のヨハネス・シリング、建築家のカール・ベイスバックによって1883年に完成しました。
中央の人物像はゲルマニア像と言って皇帝の冠と皇帝の剣を持っています。
左右には平和の像と戦争の像があり、中央下にはヴィルヘルム1世の乗馬姿や家臣たちのレリーフが彫られているのです。
元々ドイツの成立を記念したものですが、後にフランスへの敵意を表現するものに利用されてきた経緯があります。

リューデスハイムを後にして

ライン川のほとりに古くからの教会や城跡を望めるリューデスハイムは、恵まれた気候と土地によってドイツでも有数のワイン醸造の場を与えてくれています。
平和と自然との共存を願う人々の心情は昔も今も変わらないことを実感できる旅でした。
GoodLuck!
photo by iStock

ドイツの記事を見る

中部ドイツ・バッハゆかりの美しい街をめぐる旅
なぜ「天動説」でなく「地動説」なのか?文系でもわかる天文学の歴史
観光の前に知りたい!ドイツの近代史が詰まった「ベルリン」の歴史
ヨーロッパ旅行に行きたい!女子旅におすすめの美しい都市30選
ローマ時代から温泉地として栄えた街。ドイツ「アーヘン」観光で見ておきたいスポット6選
長い歴史を乗り越えた作品ずらり。ワイマール観光で見たい博物館7選
多くの音楽家たちが活躍した地、ドイツ「ライプツィヒ」で見たい絶景10選
ドイツ金融・商業の中心「フランクフルト」で見ておきたい博物館・芸術スポット9選
自動車好きなら必見の観光スポット!ドイツ「メルセデス・ベンツ博物館」
総工費約370億円!ドイツ「アリアンツ・アレーナ」でサッカー観戦を楽しもう
ドイツ有数の温泉地「バーデン バーデン」で行きたい観光スポット10選
モーツァルトの面影を求めて。音楽に彩られた町「ザルツブルク」の見どころ