イタリアの奇祭、身近な果物が恐怖と化す祭り「オレンジ投げ合戦」

世界には様々な祭りがありますが、中には危険な祭りが存在します。例えば教会同士で無数のロケット花火を発射するギリシャのロケット花火祭りや坂で転がしたチーズを追うイギリスのチーズ転がし祭り、日本では7年に一度の御柱祭が有名です。今回はこれらの祭りと並ぶ危険さを誇るイタリアのオレンジ投げ合戦を紹介します。

舞台はオリンピックが開催された場所

舞台はオリンピックが開催された場所
オレンジ投げ合戦の舞台は2006年にオリンピックが開催されたイタリアのトリノにある街イヴレアです。
ドーラ・パルテア川が街の中心を流れており、危険な祭りが開催される場所とは思えないほど落ち着いた雰囲気があります。

オレンジが凶器と変わる日

オレンジが凶器と変わる日
オレンジ投げ合戦は2月に開催される祭りであり、3日間続くカーニバルの最終日にいくつかのチームに分かれて争います。
その際に使うのがポピュラーな果物であるオレンジであり、敵に向かって思いっきりオレンジを投げつける恐ろしい祭りです。

完全防備でいざ戦場へ

完全防備でいざ戦場へ
食べ物を投げるという意味ではトマトを投げ合うスペインのラ・トマティーナと似ていますが、トマトと比べてもオレンジは硬いため、しっかりと防備しなければ痛くて耐えられません。

危険な祭りのルール

危険な祭りのルール
オレンジ投げ合戦は中世の貴族に対しての民衆の反乱がモチーフとなっており、ルールはまずいくつかの民衆チームに分かれ、その後に馬車に乗った貴族に扮した敵がやってきます。
そして、合図と同時にオレンジを投げ合います。






観光客向けの安全ゾーン

観光客向けの安全ゾーン
観光客といった参加しない人々のために当ててはいけない印の赤い帽子やオレンジを投げてはいけない安全ゾーンを写真のように設けているため、安心して観戦することができます。
しかし、これほど投げまくっていると一つぐらい流れ弾が来そうで怖いですね。

祭りならではの勘違い

祭りならではの勘違い
この祭りでオレンジを数トン利用するため、開催地であるイヴレアはオレンジの産地だと思うかもしれませんが、残念ながら違います。
実はオレンジの前はリンゴやインゲンが投げられており、伝統的にオレンジが投げられていたわけではありません。

祭りのためのツアーもあり

祭りのためのツアーもあり
この祭りのためだけに一部の旅行会社はツアーを計画しています。
その中には参戦できるのもあるため、一度しっかりと調べてみるのもいいかもしれません。
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