観光スポットの1つに挙げられることも多い世界中の博物館。そんな博物館にはさまざまな歴史、貴重品などを見せてくれる場所は多いですが、最近では体験型展示を取り入れるなど、見て感じて楽しめる博物館も増えています。今回は世界の博物館から日本から約12時間の「ポーランド・ワルシャワ」にある博物館について見てみましょう。
第2次世界大戦中の歴史を振り返る「蜂起博物館」

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こちらは第2次世界大戦中のワルシャワの歴史について取り上げた博物館。
大戦中の1944年8月1日、当時のナチス・ドイツ軍に占領されていたワルシャワ市民が軍を相手に蜂起して立ち向かい惨敗した出来事を紹介しており、館内には軍服、鉄砲・銃、国旗などの品を展示。
当時の映像が流れることもあり、小中高生が社会科見学で訪れることも。
ワルシャワ市民が困難に立ち向かった歴史を見ることのできる博物館ですが、展示の中には激しい描写があるとされているため、そうした場面があることは頭に入れておいた方が良いでしょう。
住所:Grzybowska 79, Warszawa
大戦中の1944年8月1日、当時のナチス・ドイツ軍に占領されていたワルシャワ市民が軍を相手に蜂起して立ち向かい惨敗した出来事を紹介しており、館内には軍服、鉄砲・銃、国旗などの品を展示。
当時の映像が流れることもあり、小中高生が社会科見学で訪れることも。
ワルシャワ市民が困難に立ち向かった歴史を見ることのできる博物館ですが、展示の中には激しい描写があるとされているため、そうした場面があることは頭に入れておいた方が良いでしょう。
住所:Grzybowska 79, Warszawa

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蜂起博物館の住所・アクセスや営業時間など
名称 | 蜂起博物館 |
名称(英語) | Muzeum Powstania Warszawskiego |
住所 | Grzybowska 79, Warszawa |
営業時間・開場時間 | [平日]8:00−18:00(木曜は20:00まで) [土日]10:00−18:00 火曜休館 |
利用料金や入場料 | 20ズウォティ |
参考サイト | http://www.1944.pl/ 最新情報は必ずリンク先をご確認ください。 |
ショパンの生家「ショパン博物館」
17世紀初頭に貴族が建てたとされるワルシャワ郊外のこの宮殿は、ポーランドがが生んだ名作曲家フレデリック・フランソワ・ショパンの博物館。
彼は1810年にここで生まれ、現在は博物館として開放。
全15室の展示室には手紙や出生証明書、最後に使ったピアノなどの遺品や資料約7000点を展示しており、マルチメディアやタッチパネルなど現代的な手法で展示する場面も存在。
2010年にはショパン生誕200周年を迎えたことで約2年間の改装工事を行いリニューアル・オープンしています。
住所:Pałac Gnińskich, 00-368, Okólnik 1, 00-368 Warszawa
彼は1810年にここで生まれ、現在は博物館として開放。
全15室の展示室には手紙や出生証明書、最後に使ったピアノなどの遺品や資料約7000点を展示しており、マルチメディアやタッチパネルなど現代的な手法で展示する場面も存在。
2010年にはショパン生誕200周年を迎えたことで約2年間の改装工事を行いリニューアル・オープンしています。
住所:Pałac Gnińskich, 00-368, Okólnik 1, 00-368 Warszawa
ショパン博物館の住所・アクセスや営業時間など
名称 | ショパン博物館 |
名称(英語) | Muzeum Fryderyka Chopina |
住所 | Pałac Gnińskich, 00-368, Okólnik 1, 00-368 Warszawa |
営業時間・開場時間 | 11:00−20:00 月曜休館 |
利用料金や入場料 | 一般22ズウォティ 減免13ズウォティ |
参考サイト | http://chopin.museum/en 最新情報は必ずリンク先をご確認ください。 |
ユダヤの歴史文化を紹介「ユダヤ人博物館」

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第2次世界大戦中の「ワルシャワ蜂起」から70年を迎えた2013年にオープンした歴史博物館。
博物館があるのはかつてユダヤ人地区街であった「ムラヌフ地区」で、ユダヤ人の強制収容所が置かれたこともありました。
館内はユダヤ人の文化と背景など1000年の歴史を紹介しており、ユダヤ人街地区のレプリカ再現スペース、コンピューターグラフィックスによるかつての硬貨デザイン体験を展開。
また博物館は建物のデザインも特徴的で、ユダヤ地域の砂漠を表現した入り口の黄土色、曲線はモーゼの十戒の波を表現しています。
住所:Anielewicza 6, 00-157 Warszawa
博物館があるのはかつてユダヤ人地区街であった「ムラヌフ地区」で、ユダヤ人の強制収容所が置かれたこともありました。
館内はユダヤ人の文化と背景など1000年の歴史を紹介しており、ユダヤ人街地区のレプリカ再現スペース、コンピューターグラフィックスによるかつての硬貨デザイン体験を展開。
また博物館は建物のデザインも特徴的で、ユダヤ地域の砂漠を表現した入り口の黄土色、曲線はモーゼの十戒の波を表現しています。
住所:Anielewicza 6, 00-157 Warszawa
ユダヤ人歴史博物館の住所・アクセスや営業時間など
名称 | ユダヤ人歴史博物館 |
名称(英語) | Muzeum Historii Żydów Polskich |
住所 | Anielewicza 6, 00-157 Warszawa |
営業時間・開場時間 | 10:00−18:00(水・土・日は20:00まで) 火曜休館 |
利用料金や入場料 | 一般25ズウォティ 減免15ズウォティ |
参考サイト | http://www.polin.pl/ 最新情報は必ずリンク先をご確認ください。 |
スターリンからの贈り物「文化科学宮殿」

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文化科学宮殿は高さ237メートルの42階建て、総室数3288室を誇る超高層建築物。
1955年7月22日に完成したこの建物はソ連のスターリンによってポーランドへの贈り物として建設されたものて、建設もソ連から派遣された労働者が行ったことで「スターリン様式」のものに。
現在は企業のオフィスや3000人を収容できる映画館、劇場、博物館、書店などとして機能しており、FMラジオ・テレビ放送の送受信場にもなっています。
住所:plac Defilad 1, 00-901 Warszawa
1955年7月22日に完成したこの建物はソ連のスターリンによってポーランドへの贈り物として建設されたものて、建設もソ連から派遣された労働者が行ったことで「スターリン様式」のものに。
現在は企業のオフィスや3000人を収容できる映画館、劇場、博物館、書店などとして機能しており、FMラジオ・テレビ放送の送受信場にもなっています。
住所:plac Defilad 1, 00-901 Warszawa

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文化科学宮殿の住所・アクセスや営業時間など
名称 | 文化科学宮殿 |
名称(英語) | Pałac Kultury i Nauki |
住所 | plac Defilad 1, 00-901 Warszawa |
営業時間・開場時間 | 展望テラス:10:00−20:00(夏期の金・土は23:30まで) |
利用料金や入場料 | 一般20ズウォティ 子供15ズウォティ |
参考サイト | http://www.pkin.pl/ 最新情報は必ずリンク先をご確認ください。 |
歴史的な戦車などを展示「軍事博物館」
こちらの大きな博物館はワルシャワの軍事について紹介する博物館。
ワルシャワ国立美術館の隣にあり、中世のポーランド騎兵の甲冑、ヨーロッパ地図や拳銃を展示、前庭には第2次世界大戦時の戦車や戦闘機などを紹介しており、冷戦時代までソ連を中心に使用された「T-34-76」型などを展示。
館内入り口横には1978年にポーランド初・唯一の宇宙飛行士が乗った「ソユーズ30号帰還カプセル」が展示されています。
住所:Aleje Jerozolimskie 3, 00-495 Warszawa
ワルシャワ国立美術館の隣にあり、中世のポーランド騎兵の甲冑、ヨーロッパ地図や拳銃を展示、前庭には第2次世界大戦時の戦車や戦闘機などを紹介しており、冷戦時代までソ連を中心に使用された「T-34-76」型などを展示。
館内入り口横には1978年にポーランド初・唯一の宇宙飛行士が乗った「ソユーズ30号帰還カプセル」が展示されています。
住所:Aleje Jerozolimskie 3, 00-495 Warszawa
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