私がロンドン芸術大学へ留学してびっくりしたこと6選

私はロンドン芸術大学へ留学をしました。イギリス留学を選んだ理由としては、日本で行きたい大学が見つけられなかったことと、デザインを勉強したかったことが挙げられます。特に、芸術にとても力を入れているイギリスを選んだのは自然な成り行きでした。ここではロンドンでの学生生活の経験をお話します。


#1 人種が多様すぎてびっくり!

人種が多様すぎてびっくり!
ロンドンは大移民都市です。
イギリスの国は88%が白人を占めるとても白人イギリス人中心の国ですが、2011年の調べによると、800万人以上に もなるロンドンの人口の白人イギリス人は45%ほどしかなく、他はすべて移民が占めています。
ロンドン市内では300以上もの言語が飛び交っているとも言われ、どれほど世界中から様々な人種、国籍、個性を持った人が集まってくることがわかるでしょう。

大学内にも海外からの留学生は多く、食堂に行くと、様々な言葉が飛び交っています。
街自体も 「違い」に対して寛容な雰囲気があり、大学の授業だけでなく、こういった日常から 様々な違いを尊敬して生きる大切さも学びました。

#2 有名な美術品の鑑賞が無料でびっくり!

有名な美術品の鑑賞が無料でびっくり!
イギリスの美術館・博物館は、ヨーロッパやアメリカではあまり例のないことですが、ほとんどが入場無料!展示物も教科書で見かけた事のある様な有名傑作が、ガラスの額にも入らず、ずらりと並んでいます。

そんな美術館には幼稚園児が散歩に来ていたり、お年寄りが椅子に座って模写をしていたり、学生が調べものをしていたり、それぞれの人が様々な形でアートを楽しんでいます。
芸術を学ぶ学生としてこういった世界レベルの芸術や歴史的造形物に、いつでも無料で身近に親しめるというのはイギリスで学ぶ魅力の一つだと思います。

#3 一人暮らしは蛇道と知ってびっくり!

一人暮らしは蛇道と知ってびっくり!
諸費用が多くかかるためか、何年も長期滞在する傾向のある日本のアパートと違い、荷物の運搬の面倒以外に費用のあまりかからないイギリスでは行き来が割と自由に身軽に行われます。
しかし、イギリスではハウス/フラットシェアと呼ばれる一軒家を他人同士でシェアするのが一般的です。

一つ屋根の下、男女、年齢、職業関係なく一緒に暮らすというコンセプトは日本人にとってはびっくりする考えかもしれませんが、これこそがロンドンの魅力なのです。
ハウスメイト(同居人)の文化を学び、お互いの個性を尊重し、今でもハウスメイトとして出会った友人は、離れて暮らしていてもとても親しい友人です。

#4 料理はおいしくてびっくり!

料理はおいしくてびっくり!
イギリス料理はおいしくないなんてこと聞くと悲しくなります。
イギリス料理はフィッシュアンドチップス(白身魚のフライとフライドポテト)だけではありません。
寒い気候からか、オーブン料理もたくさんあり、日本人の口にも合うとても美味しい料理です。
移民大国のロンドン市内では、見つからないレストランはないほど、どんな料理店も存在します。

#5 食文化が多様すぎてびっくり!

食文化が多様すぎてびっくり!
スーパーマーケットも移民に対応し、珍しい野菜や、聞き慣れない香辛料もストックしていて、眺めているだけでも楽しいです。
日本食スーパーも存在し、寂しくなったらいつでもお味噌汁を作る事もできますし、納豆を買う事もできます。

また、私にとっての一番のロンドンの魅力は、点在する様々なレストランに行っては聞いた事もないような、発音の難しい料理を食べる事ができるということ。
世界中の食文化を、ここロンドンで楽しむことができます。

#6 自分を客観視でき、価値観が広がってびっくり!

自分を客観視でき、価値観が広がってびっくり!
もちろん学業は並大抵のものではありません。
徹夜作業も日常茶飯事でしたし、 芸術学生は作品作りの為にお金が常に必要で、その算出のためのバイトとの両立や、容赦なく落第点を付ける大学に追いついていくのも、第二外国語としてレポートやエッセイを提出するのも、いつも必死でした。

しかしもし機会が訪れたら誰にでも海外で生活することをお勧めします。
日本国内での価値観や常識を超え、 自分自身の視野、価値観を広げる事のできるチャンスです。
同時に、日本を客観視することによって、育った日本という国を見つめ直し、新しい疑問や、逆に気づかなかったよい点も見いだす事のできる機会になると思います。

海外の文化と触れて価値観を広げよう

いかがでしたか。
外から見聞しているだけのロンドンとは、一回りも二回りも異なる真実がそこにはありました。
機会があればぜひ海外に住むという経験をおすすめします。
photo by iStock
MANAMI

Writer:

人生の約半分をイギリスで過ごし、いろいろな世界の街角で、異文化の面白さを見てきました。異文化理解とは言葉で簡単に言えるほど容易なものではありませんが、私の異文化体験をお伝えし、そこから少しでもリーダーさんの異文化理解に繋がればと思います。

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