ロンドンの中心にそびえ立つ司法の殿堂「王立裁判所」

イギリスの首都ロンドンには数多くの貴重な歴史的建造物があり世界中からの観光客を引き付けていますが、それらの中では王立裁判所という場所は知名度は高くはないかもしれません。しかし、この王立裁判所は中世からの伝統を持つイングランド&ウェールズの司法制度の頂点に立つ建物であり、その周辺にはロンドンのほかの区域とは一線を画した雰囲気が漂っています。この記事ではその王立裁判所を中心に見どころの一部を紹介します。

ロンドンの中心にそびえ立つ司法の殿堂

ロンドンの中心にそびえ立つ司法の殿堂

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王立裁判所はテムズ川沿いのテンプル駅から5分ほどの場所に立つ壮麗なゴジック建築の建物です。四方が約140メートル、高さ75メートルの規模を誇り、第一級指定建築物に指定されています。

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チャリングクロス駅から東に伸びるストランド通りに面して王立裁判所の正面入口があります。立地はシティ・オブ・ウェストミンスター内にあり、シティ・オブ・ロンドンの境界も近くにあるまさにロンドンの中核をなす場所です。

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王立裁判所のすぐ手前には、フリートストリートの中心に建てられているドラゴンの像が目を引きます。この「テンプル・バー・メモリアル」はシティ・オブ・ロンドンとシティ・オブ・ウェストミンスターの境界を示す像で、現在はセントポール大聖堂に移築されているテンプル・バー(シティの関門)の記念碑です。

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王立裁判所はヴィクトリア女王の手により1882年に開設され、その後も司法業務の増加に応じて増築が行われ、現在は法廷を含む1,000以上の部屋を持ち、廊下の長さを合計すると約5.6キロメートルにもおよぶ巨大な建物になりました。敷地内は14歳以上なら無料で見学ができ、予約すれば有料のツアーにも参加できます。

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王立裁判所では毎平日にさまざまな法廷が開かれ、とくに断りがなければ自由に傍聴が可能です。大きな話題になった事件や訴訟などの裁判があるときはメディアの取材や中継などが正面に詰めかけます。

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建物にはポートランド産の石灰岩で作られたレンガが3500万個も使われ、屋内には壮麗なメインホールやカフェ、イベントスペースなどがあり、一般の見学者でも自由に利用できます。裁判官や弁護士が着用するローブやウィッグなどの貴重な装束も展示されています。

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ちなみに、王立裁判所のすぐ向かい側にはイギリス王室御用達の紅茶専門店として有名なトワイニングの直営店があります。ほかイギリスならではの伝統的かつスタイリッシュな外観のパブやショップが建ち並んでいるので、見学の後に一息入れたりお土産選びを楽しむのもありです。

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