今も多くの人々から愛され続ける国民的映画「男はつらいよ」シリーズ。今回はその中でも人気ベスト5の作品と、そのロケ地をご紹介します。寅さんと言えば、葛飾柴又の帝釈天ですが、他にはどんな場所が舞台になったのでしょうか?
- 「男はつらいよ」とはどんな作品?
- 「男はつらいよ」といえばここ
- 寅さんの故郷「葛飾区柴又」
- 寅さんが産湯を使った「柴又帝釈天」
- 今も残る渡し舟「矢切の渡し」
- 第5位「男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎」のロケ地はここ
- 朋子と出会った「薬師院」
- 天空の城として知られる「備中松山城」
- 第4位「男はつらいよ」のロケ地はここ
- 旅行中の御前様父娘と会った「東大寺二月堂」
- さくらと博の結婚披露宴に使われた「川甚」
- 第3位「男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花」のロケ地はここ
- 寅さんが通った「沖縄海洋博記念公園」
- イルカショーが観られる「沖縄美ら海水族館」
- 第2位「男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け」のロケ地はここ
- ぼたんと出会った龍野の「城下町」
- 市の中心を流れる「揖保川」
- 第1位「男はつらいよ 寅次郎相合い傘」のロケ地はここ
- リリーと再会した「函館港」
- 青森-函館間を結んでいた「青函連絡船」
- ロケ地巡りをしよう!
この記事の目次
「男はつらいよ」とはどんな作品?
「男はつらいよ」は、渥美清さん主演、山田洋次さん原作・監督の映画シリーズ。
1968年10月から1969年3月までフジテレビ系で放送されたテレビドラマが評判となり、1969年8月に松竹から第1作「男はつらいよ」が公開されました。
以来、1997年11月公開の「男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 特別篇」まで29年間に渡り49作品が制作されています。
これは、「ひとりの俳優が演じた最も長い映画シリーズ」としてギネス世界記録に認定されているほどの長寿記録。
旅先で出会うマドンナたちとの恋愛模様と共に、寅さんが旅する日本の風景も見所のひとつとなっています。
1968年10月から1969年3月までフジテレビ系で放送されたテレビドラマが評判となり、1969年8月に松竹から第1作「男はつらいよ」が公開されました。
以来、1997年11月公開の「男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 特別篇」まで29年間に渡り49作品が制作されています。
これは、「ひとりの俳優が演じた最も長い映画シリーズ」としてギネス世界記録に認定されているほどの長寿記録。
旅先で出会うマドンナたちとの恋愛模様と共に、寅さんが旅する日本の風景も見所のひとつとなっています。
寅さんの故郷「葛飾区柴又」

ランキングの前に、「男はつらいよ」と言えば忘れてはならない「葛飾区柴又」をご紹介しましょう。
寅さんの故郷として知られる柴又は、昔ながらの人情あふれる東京の下町です。
柴又への交通アクセスは、京成線の利用が便利。
京成本線高砂駅から京成金町線に乗り換えて柴又駅で下車すれば、駅前で寅さん像が迎えてくれます。
この時点で、映画の世界に入り込んだようでワクワクしてくること請け合い。
江戸川沿いに建つ「寅さん記念館」へ行けば、撮影用のセットや、懐かしい映像、貴重な資料を見ることもでき、さらにどっぷりと寅さんの世界に浸れます。
寅さんの故郷として知られる柴又は、昔ながらの人情あふれる東京の下町です。
柴又への交通アクセスは、京成線の利用が便利。
京成本線高砂駅から京成金町線に乗り換えて柴又駅で下車すれば、駅前で寅さん像が迎えてくれます。
この時点で、映画の世界に入り込んだようでワクワクしてくること請け合い。
江戸川沿いに建つ「寅さん記念館」へ行けば、撮影用のセットや、懐かしい映像、貴重な資料を見ることもでき、さらにどっぷりと寅さんの世界に浸れます。
寅さん記念館の住所・アクセスや営業時間など
名称 | 寅さん記念館 |
住所 | 東京都葛飾区柴又6丁目22−19 |
営業時間・開場時間 | 9:00−17:00 第3火曜定休 |
利用料金や入場料 | 一般500円 学生300円 シルバー400円 |
参考サイト | http://www.katsushika-kanko.com/tora/ 最新情報は必ずリンク先をご確認ください。 |
寅さんが産湯を使った「柴又帝釈天」

柴又の街の中心となるのが、寅さんが産湯を使ったことで有名な「柴又帝釈天」です。
正式名称では「経栄山題経寺(きょうえいざんだいきょうじ)」と言う日蓮宗の寺院で、江戸時代初期の1629年の創建と伝えられています。
寅さんゆかりの地として訪れる人も多いですが、東京都の指定文化財にも指定されている「瑞龍の松」や、繊細な木彫刻の数々など、お寺自体の見所もたくさんあるので、参拝時にはぜひじっくりと見学されることをおすすめします。
名物のだんごやせんべいを売る店が軒を連ねる参道では、食べ歩きしながら、下町情緒を楽しんでみてください。
正式名称では「経栄山題経寺(きょうえいざんだいきょうじ)」と言う日蓮宗の寺院で、江戸時代初期の1629年の創建と伝えられています。
寅さんゆかりの地として訪れる人も多いですが、東京都の指定文化財にも指定されている「瑞龍の松」や、繊細な木彫刻の数々など、お寺自体の見所もたくさんあるので、参拝時にはぜひじっくりと見学されることをおすすめします。
名物のだんごやせんべいを売る店が軒を連ねる参道では、食べ歩きしながら、下町情緒を楽しんでみてください。
柴又帝釈天の住所・アクセスや営業時間など
名称 | 柴又帝釈天 |
住所 | 東京都葛飾区柴又7−10−3 |
営業時間・開場時間 | 9:00−18:00 |
利用料金や入場料 | 邃渓園・彫刻ギャラリー:大人400円 子供200円 |
参考サイト | http://www.taishakuten.or.jp/ 最新情報は必ずリンク先をご確認ください。 |
今も残る渡し舟「矢切の渡し」

東京都の東端に位置する柴又は、江戸川を挟んで千葉県松戸市の矢切と接しています。
「矢切の渡し」は東京側と千葉側を結ぶ渡し舟で、「男はつらいよ」第1作では寅さんが20年ぶりに故郷に戻るためにこの舟に乗りました。
以前は数多く存在した東京の渡し舟も、交通機関の発達と共に皆姿を消してしまいましたが、矢切の私は今も交通手段として健在。
寅さんのオープニングでは「大人30円、子供20円」という看板が出ていましたが、現在は片道大人200円、子供100円の料金で利用可能です。
東京側は柴又公園、千葉側は映画にも出てきたゴルフ場に乗り場があります。
「矢切の渡し」は東京側と千葉側を結ぶ渡し舟で、「男はつらいよ」第1作では寅さんが20年ぶりに故郷に戻るためにこの舟に乗りました。
以前は数多く存在した東京の渡し舟も、交通機関の発達と共に皆姿を消してしまいましたが、矢切の私は今も交通手段として健在。
寅さんのオープニングでは「大人30円、子供20円」という看板が出ていましたが、現在は片道大人200円、子供100円の料金で利用可能です。
東京側は柴又公園、千葉側は映画にも出てきたゴルフ場に乗り場があります。
矢切の渡しの住所・アクセスや営業時間など
名称 | 矢切の渡し |
住所 | 東京都葛飾区柴又7-18先 |
営業時間・開場時間 | 10:00−16:00(冬季は土日祝のみ) |
利用料金や入場料 | 大人200円 子供100円 |
参考サイト | https://www.matsudo-kankou.jp/2013/06/06/%E7%9F%A2%E5%88%87%E3%81%AE%E6%B8%A1%E3%81%97/ 最新情報は必ずリンク先をご確認ください。 |
朋子と出会った「薬師院」

今回は2014年に公式フェイスブックで行われた人気投票で選ばれたベスト5の作品からロケ地をご紹介していきます。
第5位は1983年公開の第32作「男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎」。
マドンナ・朋子を演じたのは竹下恵子さんでした。
寅さんと朋子の出会いの場となったのは朋子の父が住職を務めるお寺。
寅さんは朋子への恋心から、和尚の代役としてお経を上げるのなどの奮闘振りを見せます。
劇中は「蓮台寺」と呼ばれていたこの寺ですが、実際の寺院名は「薬師院」。
平安期に創建された大変由緒ある寺院で、隣接する松連寺と共に立派な石段が印象的です。
第5位は1983年公開の第32作「男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎」。
マドンナ・朋子を演じたのは竹下恵子さんでした。
寅さんと朋子の出会いの場となったのは朋子の父が住職を務めるお寺。
寅さんは朋子への恋心から、和尚の代役としてお経を上げるのなどの奮闘振りを見せます。
劇中は「蓮台寺」と呼ばれていたこの寺ですが、実際の寺院名は「薬師院」。
平安期に創建された大変由緒ある寺院で、隣接する松連寺と共に立派な石段が印象的です。
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