【バリ島観光】「癒やしの楽園」バリ島の悠久の歴史がわかる観光スポット15選

アジア最古の人類が発見されているジャワ島にも近いバリ島は、古くから人が住んでいたと考えられ「何らかの影響があったのでは?」と推測されており、未だ謎に包まれる魅惑の島といっても過言ではありません。古代からの伝統文化や慣習が息づく、バリ島の遺跡たちに出会ってみたいって思いませんか?今回は、バリ島観光で見られる歴史的スポットをご紹介したいと思います。

#1 巨人が作ったと伝わるバリ島屈指の景勝地!バトゥール湖

巨人が作ったと伝わるバリ島屈指の景勝地!バトゥール湖

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バトゥール湖は、アバン山とバトゥール山に挟まれた、三日月形の火山湖です。
この湖の水は各地の田園に水を供給することから、2012年にバリ州の文化的景観のひとつとして世界文化遺産に登録されています。
バリの説話によると、巨人クボ・イオがバリ島の水源となるこの湖を造ったとの伝説が残っています。

また、バリ島の北部からバトゥール湖周辺からは、822年ごろの碑文が見つかりました。
この碑文からは、ジャワ島の世界遺産ボロブドゥール遺跡などの仏教施設を残した、シャイレンドラ朝の影響を受けた様子も伺えます。
東岸には、原住民族のバリ・アガの村があり、風葬や鳥葬が現在も行われることでも有名です。

#2 300年以上の歴史を誇る古都に残る宮殿!クルタ・ゴサ(スマラプラ王宮)

300年以上の歴史を誇る古都に残る宮殿!クルタ・ゴサ(スマラプラ王宮)

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天井一面に描かれたカマサン・スタイルの絵画が有名な、バリ東部で最も重要な文化遺産です。
16世紀に起こったゲルゲル王朝が、18世紀にスマラプラに遷都しクルンクン王朝として栄えた歴史を語っています。
1940年に再建されたバレ・カンパンは、王族の休憩所として使われており、池の中に浮かぶように建てられています。

バリには8つの王朝があり勢力争いをしていました。
オランダの侵攻後は次々と支配されましたが、クルンクン王朝は最後まで抵抗し、1908年に「ププタン(最後の抗戦)」を挑み滅びたという名誉ある地です。
この地を守り続けた王たちを偲び、大切に保存されているクルタ・ゴサに訪れてみませんか?

#3 迫力ある魔女の顔にビックリ!ゴア・ガシャ


多くの謎が噂される、1923年に発見されたミステリアスな古代遺跡です。
象の洞窟という名前を持ち、これは14世紀にオランダ人が発見した時に半壊していたボマ像が、象に見えたからだとか。
魔女のレリーフのある洞窟は1923年に発見されたもの。
内部には、象の形をした神様ガネーシャや3代のリンガが祀られており、ヒンドゥーの3大神のシヴァ、ヴィシュヌ、ブラフマーを表しています。
沐浴場には女神像などの彫刻もあり、僧侶たちが瞑想や断食をした15の横穴も必見です。

#4 とっても小さな遺跡は荘厳なレリーフ!イエ・プル

とっても小さな遺跡は荘厳なレリーフ!イエ・プル

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バリ島特有の景観、ライステラスに囲まれた神秘の遺跡です。
14世紀後半に岩肌に生き生きと5つの場面が彫られており、ユーモラスな彫刻が人々を魅了しています。
このレリーフは25mに渡って彫られており、バリに伝わる古代神話の世界に触れることができます。

#5 バリ最大の石窟遺跡!グヌン・カウィ

バリ最大の石窟遺跡!グヌン・カウィ

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11世紀にワルマデワ王朝の陵墓として建設された、岩山に彫られた石窟遺跡です。
この遺跡は、王族の死後、世界からの復活を願って造られたものだとか。
岩肌には4つの神殿があり、巨人が爪で彫って造ったとの伝説も残っています。
7mにも及ぶ大きな岩肌の墓は、バリ最大の規模でパクリサン川両岸に広がるダイナミックな墓碑は見る価値があります。
インドにあるアジャンター遺跡やエローラ石窟と同じ様式が見られるようです。

#6 バリ最古のスバック景観!パクリサン川流域

バリ最古のスバック景観!パクリサン川流域

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バリ島は昔から、水田農耕が盛な地です。
パクリサン川流域にはスバック(伝統的な水利組合)が育んできた景観があり、世界文化遺産に登録されています。
水源から流れてきた水を一旦貯水し、水門の設置により各自の田へ公平に配分する独特のシステムを形成しています。
先ほどご紹介したグヌン・カウィもここにあり、棚田の美しい景観が広がっています。

#7 聖なる泉で心身を浄化!ティルタエンプル寺院

聖なる泉で心身を浄化!ティルタエンプル寺院

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寺院の外側には沐浴場があり、体を清めながら祈る人の姿が、日本のメディアでもよく登場している寺院です。
このお寺に湧く聖なる泉は、962年に発見したと碑文に残されています。
魔王と戦ったインドラ神が、不老不死の水アムルタを湧きださせた場所と伝わっています。
ここの聖水には病を治す不思議な力が宿っているといわれているので、ぜひ、訪れて沐浴し祈りを捧げてみてはいかがでしょう。

ピーターラビット

Writer:

世界遺産ブームをきっかけに歴史に目覚めてから、国や城、庭園などの成り立ちに魅了された主婦です。何だろう?と思ったことを調べて、皆さんにお伝えすることで気持ちを共有できたら幸せだな~と感じながら仕事をしています。ちょっとマニアックな歴史記事ですが、軽い気持ちで触れてみてくださいね!

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