【カウアイ島の歴史】「ハワイなら最悪の人生も最高に変えられる」で有名な映画「ファミリーツリー」の舞台

ファミリーツリーは、バックに流れるハワイアンミュージックとハワイの美しい景色が魅力的な映画です。家庭問題に直面して苦悩するとともに、カウアイ島の歴史ある土地を所有する一人の男性の苦悩と人間模様を綴っています。「カウアイ島の歴史ってどんなものなんだろう?」って気になりました。今回は、カウアイ島の歴史に少しだけ触れてみたいと思います。






ファミリーツリーってどんな映画?

2007年にカウイ・ハート・ヘミングスが書いた、『The Descendants』をもとに、2011年にアレクサンダー・ペイン氏が脚本と監督を担当し作成された映画です。
アメリカでも高い評価を受け、成功をおさめました。
2012年に、第84回 アカデミー賞と第69回ゴールデングローブ賞を受賞しています。
先ほど監督として紹介したアレクサンダー・ペインと『オーシャンズ』シリーズでタッグを組んだ、ジョージ・クルーニーが主演を務めました。

家庭を顧みず仕事一筋だった男性に突然起こった、妻が事故に遭い昏睡状態に陥るという悲劇。
悪夢はこれだけでなく、実は家庭が崩壊していたことに直面します。
娘とのかかわりに思い悩むと共に、わが家の再生に苦悩する姿がコミュカル&ドラマティックに描かれています。
もう一つ、主人公はカメハメハ大王の子孫であり、カウアイ島に大きな土地を持っていました。
遺産の維持の大変さにも焦点を当てています。
ダンディ男優というイメージのジョージ・クルーニーが、人間臭いパパ役を演じる姿も見物です。
映画の後、54歳で双子ちゃんのパパになっています。

カウアイ島ってどんなところ?

カウアイ島ってどんなところ?

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カウアイ島はハワイ諸島の中で、火山活動によって生まれたハワイ州最古の島です。
ハワイの歴史や文化発祥の地とされており、神々が作った「ガーデン・アイランド」と信じられています。
気が遠くなるような歳月をかけて造られた、荒々しくもあり優雅なハワイの原風景を見ることができます。

1992年に巨大ハリケーンに襲われ、島の約90%が被害を受けました。
まだ、完全復活は果たせないものの、かつて王族の結婚式が行われたシダの洞窟やナ・パリ・コースト、ハナレイ渓谷展望台をはじめ、ハワイ最北端のキラウエア灯台、サトウキビ・プランテーションやクック船長ゆかりの地ワイメアなど、ハワイの真髄に迫る観光を満喫できます。

ハワイ最古の地!カウアイ島のはじまり

ハワイ最古の地!カウアイ島のはじまり

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カウアイ島はハワイ諸島の最も北に位置し、丸に近い形をしています。
直径約50km、総面積は1430.4平方キロメートルの広さを誇り、主要ハワイ8島の中で4番目に大きな島です。
はっきりしたことは分かっていませんが、約500~600万年前に海底火山が噴火をはじめ、海面に姿を見せたといわれています。

海面から頭を出したクレーターは、直径が30km以上あったとされ、噴火の度に噴出した溶岩は、島の南側から海に流れていったようです。
最初の地は、現在も島の中央に聳える、標高1569mのワイアレアレ山でした。
カウアイ島は豊富な雨量に恵まれており、この火山活動の後は、数百万年もの浸食期を経ています。
この経過は、ワイメア渓谷やナ・パリ・コーストのような険しい岸壁と奇峰という独特の景観に現れています。







カウアイ島の起源を語る愛の伝説!ガーデン・アイランドの伝説

数多く残るカウアイ島の伝説より、一つカウアイ島に残るロマンティックな伝説をご紹介します。
王子ロヒアウと、女神のヒイアカとその姉のペレは、長い間三角関係となっていました。
喧嘩が絶えなかった3人でしたが、最後にはペレが二人を祝福し、ロヒアウとヒイアカは夫婦円満に暮らしたというものです。

この伝説によりカウアイ島は、恋愛を成就させるマナが宿る島といわれています。
ガーデン・アイランドといわれる緑豊かな美しい大自然が、男女を結びつける力になっているのかもしれませんね。

カウアイ島の人類の起源

カウアイ島に初めて人類が渡ってきたのは、他のハワイ諸島と同じく紀元前700年ごろといわれています。
はじめはマルケサス島からポリネシアがやってきて、漁を主に陸地ではタロイモを栽培していたようです。
彼らは、文字を持たなかったので、口での伝承のみで詳しいことは分かっていません。
さらに12~13世紀にかけてタヒチから大拳して、ポリネシア人が渡ってきました。
この頃から権力闘争がはじまったようです。

ハワイ最古の島だけあり多くの伝説が残っています。
もう一つ、先住民族のメネフネ伝説もご紹介します。
メネフネは人間の半分の背丈しかないといわれる伝説上の民族です。
彼らは、不思議な能力を使って人を助け、建物もたくさん造ったといわれています。
カウアイ島にも養魚池をはじめポリアフ・ヘイアウやメネフネ堀割など島中に点在しています。
彼らは、他の民族に姿を見せることを嫌い、昼は寝て夜に働くという生活をしていました。
気になって掟を破り、メネフネの姿を見た王と王女が石の杭にされたという伝説が残っています。

ヨーロッパによって発見されたカウアイ島

ヨーロッパによって発見されたカウアイ島

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ポリネシア人以外で、カウアイ島を発見したのは、イギリスの探検家ジェームス・クックでした。
これは、1778年のことで、アジアからヨーロッパへ向かう途中に、偶然島を発見したのがカウアイ島でした。
そして彼らは、恐る恐る西海岸のワイメアの地に上陸しました。
もちろんハワイの中で、一番に発見された場所です。

以外にも上陸してきた白人たちは、温かく迎えられました。
それは、この地の人々が何本ものマストを持った船を見て、カウアイ島にたくさんの自然の恵みを積載して戻ってくるとの伝説を持つ、神様の「ロノ」の再来と信じたからです。
ワイメアの人々は歓迎にフラダンスを披露したことが、18世紀以降に訪れた欧米人の日記の中に記録として残されています。
このワイメアの地は、19世紀中ごろまで、カウアイ島最大の港町として栄えました。

Writer:

世界遺産ブームをきっかけに歴史に目覚めてから、国や城、庭園などの成り立ちに魅了された主婦です。何だろう?と思ったことを調べて、皆さんにお伝えすることで気持ちを共有できたら幸せだな~と感じながら仕事をしています。ちょっとマニアックな歴史記事ですが、軽い気持ちで触れてみてくださいね!

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