アジアとヨーロッパの美が交錯する場所『イスタンブール』

東洋と西洋の中継地点として、そしてローマ帝国、ビザンチン帝国、オスマン帝国の首都として繁栄を誇ってきたイスタンブール。ここではそんな、幾重にも重なった深みのある文化をもつトルコのイスタンブールについてご紹介します。

イスタンブール(Istanbul)

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イスタンブールは1,400万を超える人口をもつ、世界有数の大都市。トルコの経済、文化、そして長きに渡る歴史の中心地です。

イスタンブール(Istanbul)

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トルコ北西部に位置するイスタンブールは、ボスポラス海峡を挟んで東のアジア側(アナトリア半島)と、西のヨーロッパ側(トラキア地方)の両方にまたがっています。街全体は東京都の約2.5倍もある広大なものですが、歴史的建造物は特にヨーロッパ側に多く残っています。

イスタンブール(Istanbul)

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ヨーロッパ側にある世界遺産「イスタンブール歴史地区」のなかで中心的な役割を担っているのが、ボスポラス海峡に突き出た半島の先端にあるエリア「スルタンアフメット」。ローマ帝国、ビザンチン帝国、そしてオスマン帝国の首都として長きに渡って世界の中心地であったことが最も実感できるエリアです。

イスタンブール(Istanbul)

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スルタンアメフット地区の中でも一番の見所はアヤソフィア。「ビザンチン建築の最高傑作」とも呼ばれる、荘厳かつため息が出るほど美しい博物館です。初期のものが火事や反乱で消失した後、6世紀に建てられたのが現在の建物。日本では大和朝廷が国造りをすすめていた時代のことでした。

イスタンブール(Istanbul)

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こうしてキリスト教の教会として造られたアヤソフィア。オスマントルコ帝国がこの地を治めることになった15世紀には、モスクへとその姿を変えます。双方の宗教施設が設置されているのが見どころです。

イスタンブール(Istanbul)

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アヤソフィア博物館のちょうど正面に位置するのがスルタンアメフットモスク、通称「ブルーモスク」です。通常のモスクには「ミナレット」と呼ばれる尖塔が1~4基設置されますが、このブルーモスクは世界で唯一、ミナレットが6基建てられています。オスマン建築の最高傑作とも言われる、スケールの大きいこのモスク。イスタンブールの必見ポイントです。

イスタンブール(Istanbul)

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東西、新旧、キリスト教とイスラム教。相反するものが長い年月をかけて混淆し、いまの姿にたどり着いたイスタンブール。いくつもの違った表情が人々を魅了する、世界的な観光都市です。

イスタンブール(Istanbul)への行き方


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日本からは直行便で約13時間。空港から旧市街へは地下鉄とトラムで約1時間です。イスタンブールは非常に大きな都市なので、旧市街を堪能したい場合はスルタンアメフット地区に宿を取ることをオススメします。

wondertrip編集部

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