「ブルサ」そこはかつてのオスマン帝国の首都として、トルコで愛される都市

ブルサは1326年から62年までオスマン帝国の首都でした。やがて首都はエディルネに移りましたが、その後もブルサは昔の首都として大切に扱われました。オスマン1世をはじめとする5代のスルタンの霊廟など、数々の歴史的建築物が立ち並ぶブルサの町並みは美しく、トルコ人はこの町をイェシル・ブルサ(緑のブルサ)と呼んでいます。
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大きいモスクと呼ばれている ウル・ジャミイ外観

大きいモスクと呼ばれている ウル・ジャミイ外観

image by iStockphoto

ブルサの中心、ジュムフリエット広場からアタテュルク大通りを西に行くと、ウル・ジャミイ(大きいモスク)があります。
このモスクは1396年から99年にかけて、ベズヤット1世によって建てられました。
建物は横に広い長方形で、正面の両端にミナーレがあり、正面の外壁はブルサの南東10kmのウルダー山の美しい石灰石で覆われています。
屋根にはドームが縦5列、横4列に並んでおり、ドームは縦の中心線で最も高く、左右に向かって徐々に低くなっています。

ウル・ジャミイの住所・アクセスや営業時間など

名称ウル・ジャミイ
名称(英語)Ulu Camii Bursa
住所Atatürk Caddesi, Bursa Türkiye, Merkez, 16010 Osmangazi/Bursa
営業時間・開場時間5:30〜19:00
利用料金や入場料無料
参考サイトhttp://bursaulucamii.com/kim.html
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

ウル・ジャミイのスポットページ

見事なカリグラフィー ウル・ジャミイ内部

見事なカリグラフィー ウル・ジャミイ内部

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ベヤズット1世はアナトリアやバルカン半島の各地を次々に攻略し、ユルドゥルム(電光)と呼ばれていました。
1396年9月にニコポリス(現ブルガリア共和国ニコポル)で十字軍に対して勝利を収めたあと、このモスク区の建設に着手しました。
ウル・ジャミイはコンスタンティノーブル征服前にアナトリアに建てられた最も大規模なモスクで、ジャミイ内部に飾られたカリグラフィーも見事です。

大きな泉亭が美しい ウル・ジャミイ内部

大きな泉亭が美しい ウル・ジャミイ内部

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正面入り口からふたつ目の広間に清めの泉亭があり、噴水が据えられていますが、現在の噴水は19世紀につくられたものです。
泉亭の上のドームはもとは空に開かれていました。
現在はガラスがはめられていますが、泉亭の周りは今でもとても明るくなっています。
ミンバルはクルミ材で、トルコにある最も美しいもののひとつ。
このモスクの重厚な正面入り口はのちにつくられたものです。

緑のモスクと呼ばれている イェシル・ジャミイ内部

緑のモスクと呼ばれている イェシル・ジャミイ内部

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イェシル・ジャミイはメフメット1世がスルタン即位の前年の1412年に建てさせたものです。
メフメット1世が亡くなった1421年にはまだモスクは完成しておらず、その後3年間建築は続けられましたが結局完成をみず、いまだに入り口の扉が付けられていません。
しかし、イェシル・ジャミイはブルサのモスクでは最も壮麗で美しく、均整の取れたシルエットもさることながら、内部の装飾も優雅で素晴らしいものです。


イェシル・ジャミイの住所・アクセスや営業時間など

名称イェシル・ジャミイ
名称(英語)Yesil Camii Bursa
住所Yeşil, Green Mosque, 16360 Yıldırım/Bursa
営業時間・開場時間5:30〜19:00(礼拝時間を除く)
利用料金や入場料無料
参考サイトhttp://gezipgordum.com/yesil-camii-ve-kulliyesi/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

イェシル・ジャミイのスポットページ

ターコイズ・ブルーの外壁が美しい イェシル・テュルベ

ターコイズ・ブルーの外壁が美しい イェシル・テュルベ

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テュルベは貴人の墓という意味です。
1421年にバイェズィド1世の息子メフメット・チェレビーによって建てられました。
イェシル・テュルベは、モスクを通りを隔てて反対側の丘の上にあります。
イェシル・テュルベとイェシル・ジャミイの外壁は名前の通りトルコ・ブルーのタイルで覆われていましたが、1855年の地震で壊れ、今ではキュタヒア(ブルサの南東に位置する都市)の現代的なタイルで覆われています。

イェシル・テュルベの住所・アクセスや営業時間など

名称イェシル・テュルベ
名称(英語)Yeşil Türbe
住所Yeşil, 1. Yeşil Cd. 66-1, 16360 Yıldırım/Bursa
営業時間・開場時間7:00〜24:00
利用料金や入場料無料
参考サイトhttp://www.kulturportali.gov.tr/turkiye/genel/gezilecekyer/yesil-turbe/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

イェシル・テュルベのスポットページ

メフメット1世廟 イェシル・テュルベ

メフメット1世廟 イェシル・テュルベ

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内部の装飾の美しさはモスクに引けを取らず、霊廟の扉には細かい彫刻が施され、壁はタイルで覆われています。
内部にはメフメット1世と家族の見事な装飾の棺があり、その墓碑にはブルーの地に金色のカリグラフィーが施された豪華なものです。

大きな迷路のようなバザール

大きな迷路のようなバザール

image by iStockphoto

ブルサは古くから絹の町として知られており、この市場もたいへんにぎわっています。
貴金属や食料品なども売られていますが、やはり絹製品(特にスカーフやストール)の品質が高く、ブルサの名産品タオル地のバスローブなども売られています。
この建物は1955年に火災にあいましたが、かつての町並みはそのままに復元されています。

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