シャンデリアが美しい「ドルマバフチェ宮殿」の入場料や見どころは?

ドルマバフチェ宮殿はアブデュル・メジト1世の命により、アルメニア人の建築家バリアンによって1842年から1856年にかけて造られました。広大な庭園には噴水のある池があり、樹木も茂り、草花の植え込みがとても美しい宮殿です。

ドルマバフチェ宮殿の外観

ドルマバフチェ宮殿の外観

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1843年、アブデュル・メジト1世は、カラベト・バリアンとその息子ニコゴスに巨大な宮殿の建築を委託しました。
完成は1856年で、それが現在目にすることのできるドルマバフチェ宮殿です。
ファサード(建物の正面)は光り輝く白大理石で、海峡の岸に沿って約250mにわたって延びており、長さ600mの大理石を敷き詰めた船着き場になっています。

バロック様式の巨大な門

バロック様式の巨大な門

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通りに対しては、高い重厚な壁によって守られています。
中央の建物の両脇には、湾曲したふたつの大きな翼棟があり、上の階へ行くにはこの棟を通ります。
扉の脇にはギリシア風円柱が立ち並び、建物の上には複雑な装飾の手すりがついています。
セラムリク(公的部分)は南側部分を、ハレム(女性専用の居間)は北側部分を占めています。
43の広間と6つのハマム(公衆浴場)を入れて、この宮殿には、全部で285の部屋があります。

手入れの行き届いた美しい庭園

手入れの行き届いた美しい庭園

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ドルマバフチェ宮殿は、ボスポラス海峡にあるオスマン帝国の宮殿の中で、最も大きな宮殿です。
ここはビザンティン時代は小さな港でしたが、メフメット2世によって埋め立てられ、王室の庭園が造られました。
そのため、この庭園はドルマバフチェ(埋め立てでできた庭園)という名を持つことになりました。

美しい白鳥の噴水

美しい白鳥の噴水

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ドルマバフチェ宮殿は西洋風と東洋風の折衷様式で設計され、285の部屋や広間にもさまざまな様式が取り入れられています。
ロシア人やイタリア人画家によって描かれた壁画、ボヘミアやバカラ産のクリスタル製大燭台、折衷様式の家具調度、室内装飾などが、この宮殿をこの世のものと思えない素晴らしい場所にしています。

色とりどりの花々が美しい庭園

色とりどりの花々が美しい庭園

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各部屋にはたくさんの壺があり、中国磁器や、ユルドゥス宮殿(ドルマバフチェ宮殿の北方に位置している宮殿)の製陶所で造られた絵付きの壺、セーヴル(フランスのセーヴルで生産された磁器)の壺などが広間を彩っています。
赤の間と呼ばれる部屋には赤いカーテンが取り付けられ、椅子の絹の部分はカーテンの色と合わせられています。
また、テーブルの上にはボヘミア産の赤いクリスタル製燭台が置かれています。

豪華な宮殿の外観

豪華な宮殿の外観

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輝くばかりの天井には花の絵が描かれ、シャンデリアがつるされています。
天井の高さ36mの大ホールにつるされたこのシャンデリアは、ヴィクトリア女王からの贈り物で、重さ4.5tのクリスタル製です。
床に敷かれたヘレケ産(イスタンブールから東に60Kmほどのところにある小さな町)の手織り絨毯は4455㎡。
壁には600点を超える名画が飾られています。
四隅には大燭台と大鏡がついたキャビネットがあります。

美しい緑と石畳

美しい緑と石畳

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ラマルティーヌは1853年にイスタンブールに滞在した際、ドルマバフチェ宮殿を次のように描写しており、当時の宮殿内の様子が伝わってきます。
「これはまるで水の宮殿のようだ。
ボスポラス海峡の波は、風で少しでも波が高まると窓をかすめ、その泡が1階の部屋に飛びこんでくる。
入り口の階段も水浸しだ。
海の水が中庭や庭園まで引かれ、そこにはボート置き場や、王妃たちが、部屋のよろい戸に守られて海水浴をすることができる」。

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