アメリカ人でも戸惑う「チークキス」ってなに?

挨拶の仕方は、国によって様々。日本ではお辞儀、アメリカでは握手とハグが一般的ですが、最近気になるのが、ヨーロッパ人がしている頬と頬をつける挨拶。これを「チークキス」と呼びます。TVなどで見たことがあるのでは。私の周囲のアメリカ人に訊ねると、先祖がヨーロッパから渡ってきた彼らでもチークキスには戸惑うらしいのです。今回は、そんなチークキスについての話題を、米国在住の筆者がお届けします。

友人に、初対面の相手を紹介されたとき、どうしますか?

友人に、初対面の相手を紹介されたとき、どうしますか?
アメリカ生活が長くなり、やっと落ち着いて自然にハグができるようになったと思ったころ、ドイツ在住ロシア人男性との初対面で、頬を合わせる挨拶を受けた時に少々戸惑ったことがあり、内心大赤面。
その後、たわいない会話の中で、実はアメリカ人の多くがチークキスには戸惑うのだと聞いて安心した経験があります。
頬を合わせた後、方向を変えて反対側もするのか、何回続けるのか、「チュッ」と口で音を出すのか、いろいろなパターンがあることはわかっているのですが、その違いへの対応をどうすればよいのか、疑問が多いチークキス。
頬と頬を合わせるので、ハグよりも接近している気もしますが、前述のロシア人は、一週間のアメリカ滞在中、ハグは一切せず、握手とチークキスで挨拶をしていました。

ヨーロッパでは、ハグをしない!?

ヨーロッパでは、ハグをしない!?
友人、知人との挨拶の仕方では、アメリカ人が大好きなハグはヨーロッパでは一般的ではなく、握手かチークキスが習慣となっています。
中でもフランス人のチークキスの習慣は特に有名で、彼らは子供のころからチークキスを教えられているということです。
アメリカ人がフランス人と出合い、いつもの調子でハグをしてしまい、フランス人の相手を戸惑わせてしまった話を聞くことがありますが、フランス人にとって家族又はロマンティックな相手以外とのハグは、かなり不自然な戸惑うことのようです。






国によって違うチークキスの回数

国によって違うチークキスの回数
チークキスと一口に言っても、片方の頬を一回だけ合わせて終わったり、そのあと方向を変えて何度も頬を合わせたり。
何度繰り返すのかと言う回数について疑問が多いのがチークキスです。
どうやら、国によってチークキスの回数も違っているようです。
もちろん同じ国でも育った環境や地域によって違いはあると思いますが、一般的な回数について調べてみました。

 

イギリス … 家族と親しい友人には一回か二回。そのほかは、握手。
カナダ … 1回か2回
オーストラリアとニュージーランド … 1回だけ
フランス …  2回又は4回
オランダ … 3回。大好きな家族やお年寄りには3回以上。始めた側と同じ側で終わる。
ベルギー … 挨拶の場合は1回
スウェーデンは、ハグが一般的で、キスは親しい人だけ
ドイツ … 親しい家族や友人は1回か2回、それ以外は握手
イタリア … 親しい友人のみチークキス、握手とハグが一般的
スペイン … 2回、いつも右側から始める
ロシア … 3

チークキスは、性別や年齢で違いはあるの?

チークキスは、性別や年齢で違いはあるの?
男性と女性または女性同士のほうが多いのですが、男性同士のチークキスも時々見かけます。
初対面でも、友人から紹介された場合には、女性同士又は異性のペアでチークキスをすることがあります。
いずれの場合でも、チークキスは、子供からお年寄りまで、年齢を問わず行われています。
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