凍った泡が幻想的で美しいカナダにある不思議な湖『アブラハム湖』

青く凍てつく湖の中、何層にも重なる気泡―――まるで現代アートの作品のような「凍った泡」が、幻想的すぎると話題のアブラハム湖。
一体どうしてこんな現象が起こるのか、不思議に思う方もいらっしゃるでしょう。
今回は、そんなカナダのアブラハム湖についてご紹介いたします。


アブラハム湖があるのは、カナダのアルバータ州。

近くには、カナディアン・ロッキーの中で最も大きい国立公園として知られるジャスパー国立公園があります。

毎年冬になると、氷の中に閉じ込められた無数の泡が、湖一面に広がるアブラハム湖。

眺める角度を変えながら観察すると、湖の底に向かって泡が何層にも重なりあっていることが確認できるほど、高い透明度を誇る湖です。

凛とした青い氷の中に広がる凍った泡。

まるでこの世のものとは思えない美しさと、幻想的なその光景に魅了される旅行客は後を絶ちません。

どれだけ眺めていても飽きない無数の泡たちは、現地ではアイスバブルと呼ばれています。

誰もが見惚れてしまうアイスバブルですが、一体どうやって生み出されているものなのでしょうか?

その正体は、湖の底に生息する植物たちが発生させるメタンガス。

アブラハム湖では1年を通して1日におよそ10リットルから30リットルものメタンガスが放出されており、冬場はそのメタンガスが湖の底から空気中へと到達する前に湖面が凍り付いてしまうことによって、世にも美しいアイスバブルが誕生するのです。

じっと見つめているとまるで湖の底から這い上がってくる生き物のようにも見えてくるアイスバブル。

そのからくりが分かってもなお、なんだか不思議な心地のする現象です。

夏場のアブラハム湖も、アイスバブルこそ見ることはできませんが、周りの山々との対比がなんとも美しい絶景です。

凍っていなくてもこんなに魅力的なスポットなんですね。

凍ったアブラハム湖にはところどころ亀裂も入っており、氷の上を歩くのは少々危険ですが、湖面に降り立ったときの気分はきっと言葉にできないものでしょう。

一生に一度はこの目で見たい絶景スポットです。

wondertrip編集部

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wondertrip編集部です。世界の絶景や秘境、一度は見てみたい国、触れてみたい文化など綺麗な写真とともにお届けします。

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