アメリカ先住民族の誇りが息づく町『タオス・プエブロ』

素朴な赤褐色の家屋が立ち並ぶ、古くからの伝統を守っている町、タオス・プエブロ。ここではそんなアメリカの先住民族の暮らしが垣間見えるタオス・プエブロについてご紹介します。






タオス・プエブロはアメリカのニューメキシコ州にある小さな集落。アメリカ最古の町サンタフェから北に1時間走ったところにあります。サングレ・ド・クリスト山地から流れる小さな小川、レッド・ウィロー川沿いに位置する土地に、およそ2000人の人々が生活しています。
この地に住むのは14世紀からずっと定住して来たネイティブアメリカン、プエブロ部族の人々。彼らの言葉である北部ティワ語では、「タオス」は「我々の村」を意味しています。
彼らは今も昔のままの暮らしを営んでいます。人々は日干しレンガを重ねた四角い大きな家な集合住宅に住み、伝統を守るために今でも家には電気も水道もありません。
土を盛って造った竈では今も昔と変わらぬ方法でパンが焼かれ、川の水は生活用水として利用されています。






このチャペルは、1847年のメキシコとの戦争の際にいちど破壊されましたが、数年後にすぐに再建されたもの。チャペル跡はそのまま墓地として残り、ここには名士のみが葬られているそうです。
古い街並のみを残した史跡は数多くありますが、このタオス・プエブロのように生活様式そのものを変えずに守り通しているところは非常に希少価値が高いとして、世界遺産に登録されています。
赤褐色の煉瓦で形づくられた町に降り立てば、そこだけタイムスリップしたかのような錯覚に陥ります。有名な観光地サンタフェからもほど近いので、サンタフェに立ち寄った際には是非足を伸ばしてほしいパワースポットです。
wondertrip編集部

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