雲の上に浮かぶ、地球最後の秘境『ギアナ高地』

どこまでも広がる広大なジャングルに突如突き出た100を超える台地。手つかずの地球の姿を残す秘境ギアナ高地には世界中から観光客が訪れます。ここではそんな南米ベネズエラのギアナ高地についてご紹介します。
ギアナ高地は、南アメリカ大陸の北部、コロンビア、ベネズエラ、ガイアナ、スリナム、フランス領ギアナ、ブラジルの6か国と地域にまたがる高地帯。
ギアナ高地の中心部にあるカナイマ国立公園は、面積約3万平方キロメートルもの広さを誇ります。
オリノコ川とエセキボ川に囲まれた地域には「テーブルマウンテン(現地の言葉でテプイ)」と呼ばれる、ほぼ垂直に切り立った巨大なテーブルが数多く点在しています。
テプイ数は100を超えると言われており、標高の高いものは約3000mにも上ります。
カナイマ国立公園で最大の大きさを誇るテプイが「アウヤンテプイ」。
このテプイから落差979mを誇る世界最大落差の滝「エンジェルフォール」が流れ落ちています。






ギアナの本来の意味「水の国」が示す通り、ギアナ高地は年間4000mmを超える降水量を記録する地帯で、流れ落ちる水量も豊富です。
しかし、エンジェルフォールはあまりの落差ゆえに流れでた水は途中で水しぶきとなって消えてしまうため、なんと滝壺がありません。
ギアナ高地にはところどころ、ぽっかり空いた巨大陥没穴があります。
最大級のものは直径・深さとも約350m。
あまりの深さのために、鳥類の活動を除いて穴の内部と外部はほぼ隔絶されており、独自の生態系を築いています。
3000メートル級に切り立ったテーブル、1キロメートルほどもある滝、深さも直径も350メートルもある巨大な陥没穴。
全てが規格外のスケールを誇るギアナ高地は、おおよそ人間にはかなわない地球の圧倒的な息吹を感じさせます。
次のページでは『ベネズエラ/ギアナ高地(Guiana Highlands)への行き方』を掲載!
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