60年代で時代が止まったアンティーク漂う街『オールドハバナ』

「ハバナ旧市街とその要塞群」として、1982年にユネスコの世界遺産に登録されたオールドハバナ。
要塞群のものものしくもアンティーク感漂う雰囲気は、多くの旅行客を惹きつける魅力となっています。
今回は、そんなキューバのオールドハバナについてご紹介いたしましょう。


1519年にスペイン人の手によって開発が進められたハバナは、タバコと砂糖の生産で莫大な富を築きました。
富裕層の住まいや壮麗な聖堂などの建造物が多く建ち並び、そのほとんどはバロック様式の構造を持っています。
中でも見どころは、バロック建築の至宝とも名高い旧軍管区司令官の邸宅。
現在は市立博物館となっていることもあり、多くの旅行客が足を運びます。
大理石はイタリアから、鉄柵はスペインから取り寄せて作られたという邸宅は、バロック様式の傑作です。
世界遺産に登録されている要塞はフエルサ要塞、モロ要塞、ブンタ要塞、カバーニャ要塞の4つがあり、ハバナの豊かな富を狙って訪れる海賊への対策として建てられました。
その中のフエルサ要塞は建てられた当初は木造でしたが、海賊たちの襲撃によって燃やされてしまったため、その後サンゴ石で再建されたのだそうです。

オールドハバナのシンボルのひとつともなっている大聖堂にも、正面の飾りにサンゴ石が使用されています。
この大聖堂は1776年の建設で、その歴史の中ではキューバ島を発見したコロンブスの骨を安置していたこともあります。
鐘楼が左右非対称となっているのが特徴です。
オールドハバナの街全体を見渡すと、現存している建築物の大半は18~19世紀に建てられたもの。
碁盤の目のように整然と建ち並ぶ統一感のある美しさに、「カリブ海の真珠」とも名高い街です。
建物に使用されているのはほとんどが石灰岩のため、建物自体への彫刻などはあまりみられませんが、シンプルながらセンスの良さが光る景観となっています。
かつてタバコの貿易で栄えた街なだけあって、オールドハバナの名物は葉巻。
世界各地にファンも多いという葉巻は、好きな方にはたまらないですよね。
お気に入りの1本を見つけてみるのも楽しそうです。

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