ブラジルでは、どこに行くにも必要なID

ブラジル国内では、身分証明書(ID)の携帯がとても大切ですなのですが、その度合いが、日本の常識からすると異常なほど!なぜ、そこまで必要とされるのでしょうか。ブラジル在住の筆者がお届けします。

ブラジルの身分証明書事情

ブラジルの身分証明書事情
ID(身分証明書)、日本人が海外に行くときに絶対必要なパスポートや、日本国内においては自動車の免許証がよく使われるIDです。
日本では、車に乗る時には必携するものの、コンビニに徒歩で行くときなどは財布に入っていないこともきっとあるくらい、気軽な存在です。
しかしブラジルにおいては、IDをいつも身につけていないといけないほど、大事なものなのです。

国内旅行でも必要、ホテルの宿泊には子供もIDを掲示

国内旅行でも必要、ホテルの宿泊には子供もIDを掲示
ホテルに宿泊する際、子供もIDの確認がなされます。
生年月日で年齢の確認をするためです。
チェックアウト時の年齢を確認し、1部屋あたりに泊まれる人数の確認が厳密になされるのです。
例えば5歳までの子供なら添い寝の子供とみなされ、人数にカウントされません。
しかし、6歳を越えると添い寝をして、大人と同じベッドを使ったとしても、大人の数としてカウントされてしまうのです。

IDを忘れてしまうと、子供でさえホテルに泊まれないということもありますので、短期的にブラジルにご旅行に来られる人は要注意ですね。

そんな時も必要なの?バスに乗る時も必要です

そんな時も必要なの?バスに乗る時も必要です
もっと身近な例でいえば、バスに乗る際にもID(身分証明書)は必要です。
街中のバスでは必要ありませんが、1時間位乗る長距離バスでは、チケットを買う時点で必要となります。
こちらでは12歳以上が大人と同じ料金、6〜11歳は大人の半額です。
そのため、年齢確認が必要になるのです。

けれども、ID 掲示の最大の目的は乗車直前に行う事にあります。
子供のIDを確認し、大人のIDも確認します。
その両方により、親子関係をみているのです。
誘拐を防ぐ目的が強いとも言われています。

先にお話したホテルの宿泊に際する宿泊者全員のID確認も同様の目的が含まれます。
治安の悪いブラジルならではの厳重さです。

街中でも必要、常にIDを持ち歩きましょう

街中でも必要、常にIDを持ち歩きましょう
街中で、ビルに入館する際にもIDは必要です。
ビルの入り口には必ずといっていいほど、係員がパソコンを立ち上げて待っています。
IDを提示し、顔写真の登録がなされます。
不審者が入館するのを防ぐため、また、入館した人が不審な行動をした際に直ちに本人特定できるようにするためです。

ブラジルでは残念ながら治安がよくありません。
そのほとんどが強盗目的で人の命を奪うものではありませんが、強盗されないにこしたことはありません。
ビルやお店の入り口には必ずといっていいほど警備員がいますし、街中には歩いて見回る警察官が多数いますが、建物入館時のセキュリティーチェックも厳しいのが現状です。







日本がいつまでも安全な国でありますように

ブラジルにおいてのID事情を踏まえると、治安問題があるようです。
日本はいかに安全な国かと思わずにはいられません。
ブラジルでは、常にIDが必要となりますので、旅行者、出張者の方は気をつけてくださいね。
photo by iStock