知識ゼロでも大丈夫!いちから知りたい留学基礎

海外留学というものには興味があるけれど、実際にどういうものなのか分からない…という方も多いのではないでしょうか? しかし興味がある程度では留学エージェントの説明会に参加するのも気が引けてしまう。心配はありません。ニュージーランドとオーストラリアに渡り二度の留学経験、またワーキングホリデーの経験もある筆者が留学に関する基礎についてお話したいと思います。

留学とは何か

留学とは何か

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「留学ね。
ああ、留学。」と漠然と留学という単語は知っていても、細かく知っている人は経験者以外にあまりいないのではないでしょうか? 今回はまず、留学とは何かということについてお話していきたいと思います。

留学といえば、海外留学。
近年日本では子どもが農村部に一時的に移り住み、自然に囲まれた生活の中で生きる知恵を学ぶ「山村留学」も有名になってきてはいますが、この記事でお話するのはあくまで「海外留学」です。

海外留学とは、一時的に生活の基盤を海外に移し勉強をすること。
目的は語学力の向上であったり、異文化交流体験、そして学校を卒業することなど、様々です。
期間も一週間から長ければ数年単位と自分で選び、国やタイミングなども自分のプランに合わせて決めることが出来ます。
自分の好きなように出来る留学ですが、その分自分の海外生活が上手くいくかいかないかも自分自身に掛かっているというわけですね。

海外留学のメリット・デメリット

海外留学のメリット・デメリット

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みなさんは海外留学というものにどういったイメージをお持ちでしょうか。

言語を身に付けられる? 海外の友達が増え、国際感覚を養える? 帰国後に進路の幅が広がる? もちろんそういう人もいれば、そうでない人もいます。
一概に“こうなれる”と決めて掛かれないのが海外留学の面白いところ。
何事にも良い部分も悪い部分もあって当然ですよね。
海外留学にも、メリットとデメリットが存在するんですよ。
メリットばかり追い求め、「こんなはずじゃなかった!」とならないようにしましょう。

語学だけではない「メリット」(1)

語学力が向上したり、日本では知り合えないであろう様々な国の人たちと交友関係を結べたり。
海外留学と聞いてまず始めに出てくるのがこのメリットの方かと思います。

日本は島国であり、歴史的にも封鎖された環境であったことで、独自の文化を築き上げたとても素晴らしい国です。
しかし海外では海外でしか経験出来ないことも山ほどあるんですよ。
確かに語学に磨きを掛けることは重要ですが、それだけでなくその土地、その国でしか経験出来ないことをたくさんしましょう。
それは必ず後々の糧になるはずです。

私はオーストラリアにいる際にスカイダイビングに挑戦したり、ニュージーランドでは羊と戯れたり、国内を小旅行したりと様々なことに触れ、人との触れ合いの中でとても多くのことを勉強しました。
これらは中々日本では出来ないことだと思います。

就職活動にも有利な「メリット」(2)

上記のことから、これをあまり留学の目的そのものにはして欲しくないのですが、留学をすると日本での就職の際に履歴書に書けるというメリットも。
語学力や行動力の証明にもなりますよ。
付加価値として頭に置いていただけたらと思います。

変わった自分に出会える「メリット」(3)

また、これは私自身経験したことなのですが、留学前と留学後では全く別の自分に出会えます。
親も友達も誰もいない状況でゼロから始めるというのは、体力的にも精神的にも想像するよりもずっと辛いものです。
それを乗り越えたということはとても誇らしく、渡航前の自分よりも遥かに自信が付いていることでしょう。

私は最初の留学前、人見知りで内向的、そして他人と会話するのが苦手な部分がありましたが、帰国後は親ですら驚くほど何でも自分ひとりの力で乗り越える力が付いていました。
自分に自信がない方にほど、ぜひ海外留学はお勧めしたいですね。

客観的に捉えられる「メリット」(4)

日本に対する愛着が湧くのもいいところ。
海外に出るとあまり気にすることのなかった日本という国家を客観的に見つめることが出来ますから、もちろん駄目なところにも気が付きますが、素晴らしい部分に気が付き自分が日本人であることが誇らしくなりますよ。

世界中にネットワーク「メリット」(5)

また、やはり交友関係は広がります。
特に現在ではFacebookやinstagramなど世界中の人々と繋がれるSNSがありますし、便利ですね。
海外生活を終えまた日本に帰って来たとしても、海外旅行などに行く際に現地に友達がいるということも。
留学生活はまさに一期一会、人との繋がりをより深く感じることが出来るでしょう。






こちらも調べておきたい「デメリット」(1)

留学といえば「語学力が上がる」「国際感覚を身に付けられる」「人とは違った経験が出来る」「海外生活を送れる」など、ついメリットが先行しがちです。
しかしそれは意外と落とし穴。
折角の海外生活ですから楽しむのはもちろん良いことなのですが、良いことばかり調べていると「こんなはずじゃなかった!」となってしまうんです。

思っていたことと違うと、些細なことで嫌になってしまうもの。
そうならないように、悪いことも調べておくのが留学生活を円満に送るための秘訣ですよ。

語学力で注意したい「デメリット」(2)

まず、語学力。
留学すれば語学力が上がると思っている方も多いのではないでしょうか?

しかし留学経験者であれば分かるはず。
どれだけ長く住んでいても、努力しなければ語学力が一向に上がらない人はたくさんいます。
海外にいるからと気を抜きだらだらしていては、帰国後に全く力になっていなかった…ということも考えられるのです。
私の知り合いにも、一年間海外に住みながら気付けば日常会話もままならなかった、という人もいるほど。
重要なのは楽しむこと、そしてモチベーションを保つことですね!

ストレスと上手く付き合っていくこと「デメリット」(2)

そして、乗り越えなければならないことが多いのも海外生活のデメリット。
日本にいても大変なことというのはとても多いものですよね。
しかしただでさえ悩みの尽きない日常生活、海外に渡ればストレスは何倍にも膨れ上がります。
日本では当たり前だった交友関係もゼロから始めなければならず、慣れない他言語での交流、文化の違いに対する戸惑いなど、越えていかなければならないとても大きな壁。
もちろん、これを乗り切れれば自信を持って帰国することが出来ますから安心して下さいね!

語学力の向上とともに…「デメリット」(3)

また、頑張れば頑張るほど、当然語学力は向上します。
しかし現地の言葉が堪能になるほど、日本語の能力は鈍くなるもの。
ふとした瞬間に単語が出てこなくなったり、言い回しが分からなくなったりと、母国語であっても能力は下がるものです。
これがまたストレス。
話せて当然の言葉だからこそ、ままならないというのはまた腹立たしいのですね。
そうならないためには、日本の家族や友達とたまに近況報告などをして、日本語力の維持に努めましょう。

ゼロから始めるということ「デメリット」(4)

そしてこちらが最大のデメリット。
それは「孤独感」です。
日本で築き上げてきた関係や環境などを一度リセットして海外に渡るわけですから、最初のうちはひとりで乗り越えていくしかありません。
そのうち現地でも人間関係というのはまた構築されていきます。
そのため、これに耐えられるか否かで今後の生活もがらりと変わってきますよ。
ずっと続くのではと思えるような孤独感ですが、決してそのようなことはありません。
乗り越えた先の未来は明るいはずです。
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