“海外留学をすると英語が出来るようになる”のは本当?嘘?

近年、以前に比べると海外留学という選択肢を取る人は大幅に増えてきましたよね。筆者が高校留学をしていた頃などは、若いうちからの海外留学は非常に珍しいものでした。しかし未だ“海外留学=英語がペラペラになる”という方程式は根強く残っているもの。その実、本当にそうなのかというのは気になるところ。今回は、複数年に渡り海外居住経験のある筆者が自身の経験を踏まえて、海外留学と英語力の向上についてお話させて戴こうと思います。
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「海外留学」をするということ

「海外留学」をするということ

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まず、海外留学をするというのは一体どういうことなのでしょうか。
もちろん海外で勉強をするということですが、目的は人それぞれ。
語学留学ということで英語の習得を目的とする人もいれば、高校や大学、あるいは専門学校などで英語を使って何かを専門的に勉強するという人もいるでしょう。

しかしその全てに共通して言えるのは、「英語無くしては成り立たない」ということです。
必要とされるレベルに差があったとしても、毎日が勉強であるということに違いはありませんよね。

「海外に行けばどうにかなる」?

「海外に行けばどうにかなる」?

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さて、それではこの英語力というものは、海外留学をすれば伸びるものなのでしょうか。

答えは、ありきたりですが正直に言うと「人による」というのが正しいところ。
やはり日本にいるときはどうしても「海外に行けば何とかなる!」と思ってしまいがちなのですが、人によっては、数年の海外滞在経験があっても未だ日常会話レベルしか英語が使えない、ということもあります。

私も経験上、最初の渡航から1年後、初めての一時帰国をした際には、友人などによく「1年もいたんだからもうペラペラでしょう?」と言われたりしました。

私の場合高校留学でしたが、1年では日常会話が出来る程度にしかならないのが現実。
1年は、ぼんやりしているとすぐに過ぎ去ってしまう程度の期間です。

海外留学をすれば英語が出来るようになる、というのは一概に嘘とは言い切れませんが、短期であっても長期であっても、努力が必要なものだと認識した方が良いですよ。

本番は3ヶ月目から

本番は3ヶ月目から

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通常、英語を勉強する上でリスニング力が身に付き始めるのが3ヶ月目以降と言われています。
渡航直後から2ヶ月目までは何を言われているか分からなかったのに、突然何となく聞き取れるようになった、というのは大体3ヶ月目。
この時期には英語の夢を見たりするような人もいるようですね。

日本語では細かなニュアンスを伝えられるのは、ネイティブですからある意味当然です。
しかし英語ではまるで赤ん坊のようなもの。

最初に全く分からないからと気分を落とさず、何も知らないから頭の中はスポンジ。
吸収力抜群なのだと思い、分からない時期を楽しむこともまた海外留学の醍醐味だったりしますよ。
特に、未だ英語が思うように伝えられない状況下にいるからこそ、通じたときの嬉しさは人一倍です。

「海外にいるだけ」では駄目な理由

「海外にいるだけ」では駄目な理由

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私の経験上、「ただ海外に住む」というだけであれば、買い物が出来る程度の英語力のみで充分だと思います。
必要なのは「○○ドルです」「ありがとう」の会話のみ。
しかしそれでは英語が話せるレベルには程遠いですよね。
ここでは、海外にいるだけでは「英語が出来るようになる」とは言えない理由をお話していきたいと思います。

ときに苦しむ「アクセント」問題

一重に英語と言っても私たち日本人が学校で習うのはアメリカ英語。
そして世界にはイギリスだったりオーストラリアだったりと、様々な英語が存在します。
これは日本にいると実感し辛いのですが、実際に海外に飛び出してみると意外とネイティブでない私たちにとっては大きな壁となることもあるのです。

日本の中にも方言が存在するように、国内にも訛りというものは当然あります。
「日本で小学生・中学生から勉強していたのに…」と落ち込む必要はありませんが、やはり自分から行動を起こしてそれに慣れようという努力が無ければ、分からないままで終わってしまうことも多いです。

「上達する人」「しない人」がいる事実

英語が「上達する人」「しない人」。
これはもちろんいます。

もちろん言語の問題ですから、元々持っている素質が関係していることは否めません。
そして中には努力をしていても上手く上達しない、という人も。
しかし才能が無ければ「英語がペラペラ」という域に達することは出来ないのかと言われれば、そうとも限りません。

どうしても英語の上達が見られないという人は、自分に合わない勉強法を取っていたり、インプットばかりに時間を掛けて実践することが出来ていなかったりと、理由がある場合が大半。
自分の能力に限界が見えるときは、努力量を増やすよりも前に、その方法を見直してみた方が良いかもしれません。
また、周りにいる「ぐんぐん上達している人」にアドバイスを求めてみるのも非常に効果的ですよ。

このように努力しても苦戦する人がいるぐらいですから、何もしなくても身に付く、という程簡単なことでないことは明白です。

使う場面が限られてくる

先述した通り、英語が出来なくても単純な生活であれば出来ます。
単純な、というのは、学校に行って、買い物をして、家に帰る、といった基本的なものです。

しかしこれでは毎日同じ会話を繰り返しているようなもの。
人間確かに反復練習は必要ですが、言語は実践の繰り返しによって身に付くものです。
フットワークを軽くして、たまには違う場所を訪れたり、友人ネットワークを広げたりなど、アクティブになることも重要ですね。

Mocha(モカ)

Writer:

2016年、最初にニュージーランドに渡ったときから早10年。その後オーストラリア(2回)の渡航を含め、留学、ワーキングホリデーと計3回の海外生活を経験。海外生活を送る際に自分が感じた疑問や不安などを解消すべく、読者の方目線で情報をお伝えしていきます。

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