「お金が無いから」と言わせない!給付型奨学金の全て

語学留学を始め、高校留学や大学・大学留学、専門留学に親子留学と、最近では多岐に渡る留学スタイルが様々な形で提供されています。しかしその全てに必要となってくるのが、高額な費用。先立つものがなければ、その夢を叶えることは難しいですよね。しかし諦めるのはまだ早いですよ! 海外留学をするときに、「給付金」という選択肢があることをご存知でしたか? 「でもそんなに高いお金、後で返せるかも不安だし…」とお思いの方。実はこの給付金、返さなくてもいいものがあるのです。今回はこの「給付型」と呼ばれる奨学金について、ご紹介していきたいと思います。






それでも諦めたくない!奨学金とは

それでも諦めたくない!奨学金とは

image by iStockphoto

海外が身近になった現代ですから、海外留学というものに憧れを抱く人は少なくないかもしれませんね。
しかしながら、やる気やモチベーションの高さといった、気持ちだけでは現実にならないのが海外留学の厳しいところ。

特に年齢を重ねれば重ねるほど、自分でどうにか費用を捻出しなければなりませんよね。
語学留学であれば現実的かもしれませんが、例えばオーストラリアの大学を卒業したいと思ったとき、総合的に掛かる学費は800万円~1,000万円ほど。
まさに目が飛び出すような費用です。
しかもこれは学費のみの金額ですから、修学中に条件付きでアルバイトが出来たとしても到底補えるものではありません。
また、この金額を貯めてからと思っていては、いつになるか分かりませんよね。
そんな方に希望を与えてくれるのが、奨学金です。
思いの外、奨学金の種類は豊富ですから、気になった方はご自分でも調べてみて下さいね。
ここからはまず、奨学金の種類についてお話していこうと思います。

自分の力だけで留学したい方は「貸与型」

この「貸与型」というのは、日本でもよく見られる形の奨学金。
在学中は援助を受けられるが、卒業後はローンで少しずつ返していくというスタイルです。
つまり最終的には全て自分が負担するのと同じような感覚ですが、全額が保障されるものでないことはもちろん、現地での成績が悪いと継続することは出来なくなってしまいます。
また、この貸与型の場合、利子付貸与とされることが多いということにも注意したいところですね。

奇跡のような「給付型」

奨学金にはもうひとつ、渡航者にとってはまさに奇跡とすら思える素晴らしい形があります。
それがこの「給付型」。
文字から察していただけると思いますが、返済義務のない奨学金のことです。
返済義務がないということで、将来に対する不安は一切なく、安心して勉強に集中することが出来ます。

ただその分どの給付型奨学金も競争率は非常に高く、年齢を始め、学歴や専攻など、厳しい条件が設けられていることが多いため、慎重に下調べをするようにしましょう。

実はたくさんある。給付型奨学金が受けられる国

実はたくさんある。給付型奨学金が受けられる国

image by iStockphoto

海外留学において渡航先は様々ですが、その分奨学金を受けられる国というのも多様化しています。
「自分が希望する国は有名ではないから…」と諦めず、まずは調べてみて下さい。
奨学金は日本政府だけでなく、海外政府や時に留学先の大学から提供されるものもあるので、実はマイナーな国でも奨学金制度が整っている場合も多いのです。
例えばオーストラリアやカナダなどに奨学金があるのは想像出来ますが、モンゴルやスリランカ、トルコといった国々は渡航先としても非常にマイナーであるため、奨学金制度があると聞くと意外に思えますよね。

少しインターネットで調べるだけでたくさんの給付型奨学金情報が出てきますから、門戸が狭い分下調べを充分にして、出来るだけ可能性を広げておきたいものです。







行きたい国を探せ!奨学金で決める留学先

行きたい国を探せ!奨学金で決める留学先

image by iStockphoto

自分はどこの国に行って、何を勉強したいのか。
これらは渡航先を決める上で非常に重要な基準となってきますが、予算にも余裕がなく、国にこだわりはない場合、自分にも受けられそうな奨学金がある国にしてしまうのはどうでしょうか?

海外留学というのは不思議なもので、きっかけは些細なことでも、大きな「気付き」を得られたりするものですよ! 当記事では、給付型の奨学金をいくつかピックアップしてご紹介したいと思います。

アイルランド政府奨学金

「アイルランド政府奨学金」は専攻する分野に対する制限はありませんが、条件が厳しい非常に門戸の狭い奨学金となっています。
給費期間は1年間、また、1名のみの採用。
奨学金は月額で受け取ることが出来、同様に、授業料や登録料も支給されます。
ただ後者は支給額に上限があり、全額が支払われるわけではありませんから、注意して下さいね。
条件としても、「健康な者」というスタンダードなものから、「学士号取得者」「日本国内の大学院に在籍している者」といったような採用基準を急激に高くするものまで様々です。
そのうちのひとつとして「十分な英語の能力を有する者」というものもある通り、和文および英文での書類作成が必須となっています。
また、国内選考が終わった後も、通過者には最終選考が残っていますから、長い戦いになりそうです。

オーストリア政府給費留学生

先述したアイルランドのものとは違い、この「オーストリア政府給費留学生」の奨学金は、特定の専攻分野が指定されています。
人文科学、社会科学、自然科学に芸術(音楽専攻は除く)。
特に芸術分野で「音楽専攻は除く」とされている辺りが、音楽の都ウィーンを掲げたオーストリアらしさを感じさせますね。

給費期間は9ヶ月のみ。
延長申請や短期間の受給も可能とのことで、比較的自由度は高いかなという印象です。

そしてなんと待遇が素晴らしく、月額の奨学金に加え、旅費の実費給付、授業料の免除、滞在先選定の補助などの特典が得られます。

申請の条件として挙げられるのが、19歳~35歳であること、大学学部の2年修了または修了見込みの者、成績が優秀であること、などです。
日本人として注意しなければならないのは、ここはオーストラリアですから、ドイツ語が堪能でなければならないこと。
申請にはドイツ語能力証明書の提出が義務付けられています。

次のページでは『ギリシャ政府奨学金財団奨学金』を掲載!
次のページを読む >>

Writer:

2016年、最初にニュージーランドに渡ったときから早10年。その後オーストラリア(2回)の渡航を含め、留学、ワーキングホリデーと計3回の海外生活を経験。海外生活を送る際に自分が感じた疑問や不安などを解消すべく、読者の方目線で情報をお伝えしていきます。

この記事のカテゴリ

留学

関連記事を見る

留学の記事を見る

短期留学1ヶ月。おすすめの国と、そこでできること、学べることとは?
ニューヨーク留学短期で、語学学習とニューヨクの街をもっと知る体験
大学を卒業してからの留学。新卒を捨てる意味とは?
格安留学の落とし穴!?フィリピンのスパルタ留学
【留学】有料化していく「無料だった留学渡航先」、なぜ有料化?フィンランド留学の費用や条件は?
【留学経験者が教える】短期留学で英語漬けの1週間にトライ!
【留学経験者が教える】これは持って行くべき。留学先で役立つ持ち物リスト
英語をもっと上達したい!海外留学おすすめの国はここ
1週間の短期留学、有意義な留学にするためのアイデアはこれ
ニューヨーク留学を選ぶ理由は?費用は?留学経験者が伝えるNY留学
短期語学留学の効果は?1週間から選べる英語学習の意味を解説
意外!低コストなフランス留学でグローバル人材になろう