短期語学留学の効果は?1週間から選べる英語学習の意味を解説

長期留学だと時間も取れないし費用も高過ぎる、という方も少なくないのではないでしょうか? しかし短期留学であれば短くて1週間など、学校や仕事の長期休暇などを利用して行くことが出来るため、比較的手が届きやすいはず。ただインターネットで調べると「語学留学は意味がない」「結局遊んで終わった」など、ネガティブな情報で溢れていますよね。短期語学留学経験のある筆者が、今回は実際のところどうなのかというところについて、お話していきたいと思います。


短いとはどこまで?「短期留学」の定義

短いとはどこまで?「短期留学」の定義

image by iStockphoto

留学の種類を語るとき、「短期留学」「長期留学」というフレーズをよく耳にしますが、実際のところ、どこまでが短期でどこまでが長期として分けられるのでしょうか?

これには明確な定義があるわけではありません。
しかしおおよそにして、3ヶ月以内を短期、それ以上を長期として表記しているウェブサイトやエージェントが多いような気がします。
それと言いますのも、3ヶ月以内であれば、観光ビザ、あるいは特別なビザ申請なしで滞在出来る国が多くあるからです。

また、卒業やコース修了を目的とした留学である場合、最低でも数ヶ月~数年程度の期間が必要となり、結果的に長期留学になる場合が多いため、短期留学の主だったものは語学留学ということになりますね。

選べる語学留学。最短はなんと1週間!

選べる語学留学。最短はなんと1週間!

image by iStockphoto

語学留学の良いところは、期間がプランや予算に合わせて自由に選べるところです。
社会人で中々まとまった時間が取れないという方、学生で大型連休・休暇を利用して本場の言語を勉強したいという方は、1週間~のプラン提供などもあります。

比較的自由度が高く、ある程度のわがままが通るため、渡航者からすれば非常に嬉しいシステムですよね。

口コミだけでは分からない短期語学留学の効果

口コミだけでは分からない短期語学留学の効果

image by iStockphoto

インターネットで短期語学留学のことについて調べると、「効果が無い」「語学力も上がらなかった」などのネガティブな意見、時に「時間の無駄だった」などという悲惨かつモチベーションすら下げてしまうようなものまで出て来てしまいますよね。

私はニュージーランドへ留学していたときは、現地の高校にそのまま入学したのですが、学期ごとの短期休暇を利用して、語学学校に通ったこともあります。

その際に感じたのは、効果は人によってまちまちだということ。
日常会話さえままならない人もいれば、短期留学とは思えないほど流暢な英語を話す人がいたのです。

それでは何故、このような違いが生まれてきてしまうのでしょうか?

ここからは、「効果が出ない」人は一体どういう考えのもと行動しがちなのかをご説明していきたいと思います。

話せば話すだけ伸びると思っている

日本人の多くが苦手とする分野は、スピーキング。
実践的な言語を操るためには、とにかく練習ですよね。
現地の人や同じ海外から来た留学生の友人作りに励んだり、様々な人と交流を持てる場に顔を出したりなど、出来ることはたくさんあります。

しかしここで注意していただきたいのは、発話という行為はあくまでアウトプットの練習にしか過ぎないということです。

確かに社交性が豊かな人や友人を多く持つ人というのは、上達のスピードは速いかもしれません。
ただ、語彙力や文法など、基礎的な力がないと、すぐに限界が訪れるのも事実。

言語習得の道において重要なのは、スピーキング・ライティング・リーディング・リスニングと4技能のバランスです。

この基礎力を無視してしまうと、日常会話に支障はなくても、ある一定のラインを超えた途端突然話に付いていけなくなってしまうというようなことが起こってしまいます。

自分とは違ったタイプの人々と交流の輪を広げることは留学生活において重要ですが、それだけに捉われて効率を下げてしまわないようにしましょう。

モチベーションが保てない

海外留学というのは、短期であっても長期であっても、その期間には関わらず、一朝一夕に達成出来るものではありません。
プランを立てて、高い費用を捻出し、やっと夢が叶ったというような人も多くいます。
そのため、留学出来たという事実に満足して、渡航後のモチベーションを保てないことがあるのです。

また、中には海外にいるだけで語学力の向上に繋がると安易な考えを持ってしまう人もいるでしょう。

海外生活は新しいことの連続で、想像していたよりもずっと困難は多いもの。
その中で渡航前と同じだけのモチベーションを保つことは非常に難しいことではありますが、日本の友人や家族と連絡を取ったり、時に好きなことを通して適度なリフレッシュをして、極力ストレスが掛からない状態にしてあげることが精神衛生上とても重要となってきます。

目標が明確になっていない

渡航をする前は、「こうなれたらいいな」というような目標を持っている方は多いかもしれませんね。
しかし実際に留学生活を初めてみると、意外にも短期的目標が重要であったことに気が付きます。

短期的目標というのは、例えば「明日までにこの文法を使えるようにしておく」ということや、「新しい語彙を10個増やす」「授業で1回は質問する」というような、現実的な目標のこと。
自分の留学期間から逆算をして、どのような行動を取ればいいのかというプランを立てなければ、いつまで経っても最終目標は理想のままとなってしまうのです。

疑問を疑問のままにしてしまう

基礎中の基礎と言われる方もいるかもしれませんが、意外と出来ていないのが「質問をすること」です。
やはり日本人はミスを恐れる傾向にありますから、授業中に疑問が湧いても、そのままにしてしまうことが少なくありません。

単語であれば今や辞書で引いたりすることも出来る便利な世の中になりましたが、言語はニュアンスなどを重要視するものも多いですよね。

分からないことがあり、人前で聞くのが恥ずかしいという方は、授業が終わった後や現地の友人などに確認するようにしましょう。
きっと快く答えてくれるはずですよ。

次のページでは『目標や理想が高過ぎる』を掲載!
次のページを読む >>

Writer:

2016年、最初にニュージーランドに渡ったときから早10年。その後オーストラリア(2回)の渡航を含め、留学、ワーキングホリデーと計3回の海外生活を経験。海外生活を送る際に自分が感じた疑問や不安などを解消すべく、読者の方目線で情報をお伝えしていきます。

この記事のカテゴリ

留学

関連記事を見る

留学の記事を見る

短期留学1ヶ月。おすすめの国と、そこでできること、学べることとは?
ニューヨーク留学短期で、語学学習とニューヨクの街をもっと知る体験
大学を卒業してからの留学。新卒を捨てる意味とは?
格安留学の落とし穴!?フィリピンのスパルタ留学
【留学】有料化していく「無料だった留学渡航先」、なぜ有料化?フィンランド留学の費用や条件は?
【留学経験者が教える】短期留学で英語漬けの1週間にトライ!
【留学経験者が教える】これは持って行くべき。留学先で役立つ持ち物リスト
英語をもっと上達したい!海外留学おすすめの国はここ
1週間の短期留学、有意義な留学にするためのアイデアはこれ
ニューヨーク留学を選ぶ理由は?費用は?留学経験者が伝えるNY留学
「お金が無いから」と言わせない!給付型奨学金の全て
意外!低コストなフランス留学でグローバル人材になろう