ナポレオンの失脚を見届けた「フォンテーヌブロー宮殿」がTHEフランスという美しさ

wondertripでは歴史的建築物も数多くご紹介しておりますが、本日ご紹介する「フォンテーヌブロー宮殿」も、歴史の証人となった重要な建築物。歴史と交えてご紹介します。


フォンテーヌブロー宮殿ってこんなところ

フォンテーヌブロー宮殿ってこんなところ

Palais de Fontainebleauの住所・アクセスや営業時間など

名称 Palais de Fontainebleau
住所 77300 Fontainebleau
営業時間・開場時間 現地時間9:30-18:00(4-9月) 現地時間9:30-17:00(10-3月)
利用料金や入場料 11ユーロ
参考サイト http://www.musee-chateau-fontainebleau.fr/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

Palais de Fontainebleauのスポットページ

フォンテーヌブロー宮殿とは

フォンテーヌブロー宮殿とは
フォンテーヌブロー宮殿はパリの南、電車で1時間ほどの場所にあり、フランスで最も大きな宮殿です。
あのヴェルサイユ宮殿よりも大きいんですよ。

 

元々は王族が狩りをするときに滞在していた館でしたが、16世紀にフランソワ1世が大改築を行い生まれ変わりました。
王は多くのイタリア人芸術家を招き、古代ギリシャやローマ風を取り入れた、優雅な雰囲気を持つルネサンスの流れを取り入れたのです。
フランス革命の後は荒れてしまいましたが、ナポレオンが目をつけ、再び改築してほぼ現在の姿となりました。
彼の失脚後はナポレオン3世によるフランス第二帝政の舞台となり、現在は世界遺産として一般公開されています。

フランスにやって来たルネサンスの流れ

フランスにやって来たルネサンスの流れ
イタリアで始まったルネサンスは、キリスト教のテーマありきだった芸術界に新たな風を吹き込みました。
リアルに描かれた人体や綿密な設計図に基づく均整の取れた建築など、それらは当時先進的だったのです。
フランソワ1世はイタリア遠征の際にそれに触れ、自分の宮殿に取り入れることにしました。
「芸術の庇護者」と称された王に招かれたイタリア人の芸術家たちは、宮殿の改築と内部の絵画の創作に力を発揮します。
王は、レオナルド・ダ・ヴィンチもフランスに招き屋敷を与えるほどでした。

こうして招かれたルネサンスの芸術家たちに刺激され、地元ではフォンテーヌブロー派という絵画の流れも生み出されて芸術が発展していくのです。

宮殿は王の権威の象徴

宮殿は王の権威の象徴
王の権威を示す、絵画と漆喰の装飾が華麗なフランソワ1世の回廊は宮殿のハイライト。
これだけでもちょっとした美術館になりそうです。
絵画に埋め尽くされ、大きなガラス窓から明るい光が差し込む舞踏会の広間は、まさに王の権威の象徴でした。

たくさんの部屋には、すべて細かな金色や漆喰の装飾が施されています。

地球儀が置いてあるのはディアナの回廊です。
ここにはナポレオンの蔵書が保管されており、図書館のような役目を持っていました。
また、128枚もの絵皿コレクションが飾られている絵皿の回廊もあります。
宮殿内の装飾には、FやH、Nなどのイニシャルが彫られています。
これはそこを改築した王のものだそうですよ。
katsuya

Writer:

かつて仕事の都合で東京←→京都を年100回往復していました。京都の西七条に家を借り、なんと結婚相手も京都で見つけました。「地元民ではないけど、だからこそわかる京都」の魅力をお伝えします。

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