苦節55年!?日本を代表する近代建築・国会議事堂は誰が建てた?

威風堂々!日本の威信をかけて完成した巨大建造物

威風堂々!日本の威信をかけて完成した巨大建造物

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1936年(昭和11年)に完成した国会議事堂は鉄骨鉄筋コンクリート造りで、外壁を広島や山口産の花崗岩で覆った重厚な佇まいに。
地上3階(中央塔部分は4階)、地下1階、幅およそ206m、奥行き88m。
建物の建築面積は1万2400平方m、延床面積は5万3500平方mにも及びます。
高さは両翼が21m、中央塔部分は65m。
それまで最も高かった日本橋三越本店を抜き、1964年にホテルニューオータニ本館(およそ73m)が完成するまで、国会議事堂は日本で最も高い建造物だったのだそうです。

内装にも、大理石や石灰岩など、日本全国数々の石が使われており、その重厚な建物を支える土台は、4000本以上ものコンクリート杭。
その上に1mものコンクリートの鉄筋コンクリート礎盤を置いているのだそうです。
建物の総重量は10万トンを超えると言われています。

完成時にはまだ平らな土地や低い建物ばかりだった国会議事堂の周囲にも、その後徐々に建物が建つようになり、永田町の街並みも移り変わっていきました。
現在では、中央塔よりはるかに高いビルが背後に控えるようになりましたが、その堂々たる風格は今も健在です。

見どころいっぱい!国会議事堂見学に出かけてみよう!

意外と人気あり!国会議事堂見学ツアー

意外と人気あり!国会議事堂見学ツアー

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国会議事堂なんて、勝手に近づいてはいけないのかな、と思いきや、誰でも無料で見学することが可能。
大人の社会科見学ツアーとしてもかなり人気が高いスポットなのです。
団体の場合は事前の申し込みが必要ですが、個人であれば、当日窓口で受付(自由散策ではなく見学ツアー形式)すればOK。
正面向かって左側が衆議院、右側が参議院。
受付・見学は衆参別々なので、どちらか一方を選んで見学するようになります。
参議院は平日のみですが、衆議院は土日、祝日も見学可能(回数に限りあり)です。

誰でも、とはいえ、ここは日本の政治の中枢。
書類の記入や荷物チェックなどが必要で、やや物々しい雰囲気になるのは仕方がありません。
個人で行くのはちょっと怖いかも…という人は、はとバスなど国会議事堂見学が組み込まれた観光ツアーがオススメです。

受付は少々煩わしい感じもしますが、間近で見る国会議事堂、その価値は十分にあります。

よく知っている建物のはずなのに、いざ、間近で見ると「あれ?こんな建物だったかな?」と感じる人も多いのだとか。
実際近くに行くまでは、外壁がもっと黄色っぽい色でゴツゴツした外壁をイメージしていたのですが、目の前に立って見上げてみると思った以上に白くて表面は真っ平で滑らか、太陽の光を反射して眩いばかり。
聞くところによると2008年(平成20年)頃から、高圧洗浄で外壁の汚れを落とす作業が大々的に行われたのたとか。
この驚き・感動を味わうだけでも、間近に行って見学する価値あり、です。







室内は質実剛健・中央広間の銅像も必見

室内は質実剛健・中央広間の銅像も必見

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衆参どちらも、見学コースの所要時間はだいたい1時間くらい。
本会議場がコースに含まれている参議院の方が、やや見ごたえがあるかもしれません。

参議院の見学コースではまず、参議院参観ロビーで国会の仕組みや歴史を知ることができる展示を見るところから始まります。
次に、テレビのニュースなどで見る機会のある参議院本会議場。
数百人が集まって会議を行う場所だけあって、中には大空間が広がっています。
奥には、天皇陛下のための「御席」と呼ばれる席があり、3階には「御休所」なる天皇陛下がお休みになる場所も。
和と洋が入り混じったような独特の格式高い雰囲気が漂う、豪華でありながら落ち着いた雰囲気のある部屋。
この部屋は特別な部屋で、通常はもちろん使用しないため、この部屋へ続く豪華な中央階段も普段は使われないのだそうです。

部屋も廊下も大理石で囲まれた荘厳な雰囲気。
見学できる個所は限られていますが、あちこち見ていると、1時間なんてあっという間に過ぎてしまいます。

室内の最後に、国会議事堂の中でも有名な場所を見学。
国会議事堂のてっぺん、ピラミッド型の中央塔のちょうど真下にあたる中央広間です。
天井まで30mもあるという高い吹き抜けになっていて、ステンドグラスから差し込む光が実に美しい。
そして広間の四隅には4つの台座と、伊藤博文、板垣退助、大隈重信の銅像が。
ひとつだけ、像が立っていない台座があるのです。
なぜ台座がひとつ空いてるのか?「政治に完成はない」という思いから、という説が一般的ですが、単に「誰の像を置くか話がまとまらなかった」という説も。
皇居側に背を向けるのはまずいだろうということであえて空けてある、という見方もあるそうです。
さて、どれが真実か?あるいは、「4つ目の台座に自分の銅像が立つような政治家になってやる」と、心に闘志を秘めてここを通る政治家の先生の士気に繋がっているのかもしれません。

都道府県の木を見学して、お土産も忘れずに

都道府県の木を見学して、お土産も忘れずに

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ツアーの最後は、国会議事堂の正面の前の庭での記念撮影。
普段なかなか、この建物を正面から撮影する機会がないので、皆さんここぞとばかりにカメラを構えます。

ここで見逃さずにチェックしたいのが、前庭に植えられた木々。
都道府県の木と言われていて、全国47都道府県から贈られた木がここに植えられているのです。
東京と神奈川はどちらもイチョウですが、山形はさくらんぼ、佐賀はクスノキ、福井はクロマツ、茨城はウメ、栃木はトチノキ、香川はオリーブ等々、どの県も、特産品と県ゆかりの樹木そろい。
植樹されたのは1970年代なので、現在ではどの木もかなり成長していて、四季折々様々な表情を見せてくれます。
自分の出身地やゆかりの県の木を探して見て廻るのも楽しいです。

以上で国会議事堂の見学ツアーは終了となりますが、名残惜しい、という人は是非、売店でお土産を物色してみてください。
参議院見学ツアーの場合は、お土産売り場は出口と反対方面なので、ツアーが始まる前の待ち時間がお買い物チャンス。
見学終了後であれば、駐車場の近くにお土産を扱っている売店があるので寄ってみてください。
土日はお休みですが、議事堂見学者以外でも立ち寄って買い物が可能なので、結構賑わっています。
ええ?こんなのあるんだ!?と思わず笑ってしまうようなオリジナルグッズがたくさん。
真面目な手帳や文具もありますが、人気はやはり、総理や有名政治家の先生方のお名前をもじったりした、ダジャレの効いたお菓子たち。
パッケージの面白さに目が行きがちですが、どれも意外と(失礼)美味しいんです。
ご家族や職場、親しい人へのお土産にもオススメですよ。

国会議事堂の住所・アクセスや営業時間など

名称 国会議事堂
住所 東京都千代田区永田町1丁目7−1
営業時間・開場時間 9:00−16:00 (参議院は土日祝休)
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://www.sangiin.go.jp/japanese/taiken/bochou/kengaku.html
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

国会議事堂のスポットページ

紆余曲折・半世紀の時を超えて完成した国会議事堂

日本で有数の有名建築物なのに、あまりにいろいろな人が関わりすぎて、誰が設計したのか明確でないという国会議事堂。
個人ではなくみんなで建てた、ということになるのかもしれません。
施工業者や関わった建築者たちも、特に公表はされていないのだそうです。
そんな国会議事堂、初めて見学に行ったときは、豪華な造りにすっかり舞い上がってしまって、そんなに紆余曲折苦労の末建てられた建物だと知らずに帰ってきてしまったのですが、今度は長い歴史も踏まえて、しっかり見学しようと思っています。
皆さんも是非、国会議事堂見学にお出かけになってみてください!
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